苺の「ショートケーキ」雑考(29)
12月
22日
24日は「クリスマスイブ」、子供さんのおられる家庭では、「クリスマスケーキ」の登場する家庭が多いと思いますが、合わせて<苺>のショートケーキ」も人気があるようです。
2019年11月30日の『日本経済新聞』の『プラス1』の特集で「イチゴのショートケーキ」ベスト10が掲載されていました。
第1位は、ろうそくの炎に見立てた3粒の<苺>が特徴の「アンリ・シャルパンティエ」の「ザ・ショートケーキ」です。12月20日~25日販売のケーキには金のピックがあしらわれ(702円)という金額に驚かされました。
第2位は、大正天皇が食べる菓子の料理人が、フランス修行を経て、1924年に創業した「コロンバン」の「ショートケーキ」(594円)です。
第3位は、「フォートナム・アンド・メイソン」の「ショートケーキ」(411円)です。
以下店名と価格のみ表記します。
第4位「アニバーサリー」(518円)、第5位「不二家」(520円)、第6位創業40年を超える神戸発祥の「アンテノール」(「594円)、第7位「新宿高野」(648円)、第8位「ガトー・ド・ボワイヤージュ」(540円)、第9位「ヴィタメール」(594円)、第10位「プールミッシュ」(605円)となっています。
真っ赤な<苺>はクリスマスの象徴ですが、露地栽培では4~5月ごろが旬ですから俳句では初夏や夏の季語です。<苺>生産者も高く売れる12月出荷を目指して施設栽培の生産を合わせていると思われます。