中国の文化観光省は31日、台湾向け個人旅行の許可証の発行を1日から停止すると発表しています。
2016年5月に民主進歩党の<蔡英文>氏が台湾総統に就任して以降、蔡氏が率いる与党は台湾を中国の一部とする「一つの中国」原則の承認を拒否しており、中台関係は急速に悪化していますが、来年1月の台湾総統選に向けた圧力の一環とみられています。
中国から台湾への旅行は、台湾の与党だった中国国民党の<馬英九>前政権下で、団体旅行が2008年、個人旅行は2011年にそれぞれ解禁されました。いずれも許可証が必要で、個人旅行は中国の47都市の住民を対象に認められていました。
中国は「台湾独立」派とみなす<蔡>政権発足直後に団体旅行を一部制限。訪台者数は15年の約418万人をピークに減少しています。
ただ、今年上半期の訪台者数は前年同期比で約3割増の約167万人に回復しています。台湾メディアは、個人旅行の制限で、今年の訪台者数は約70万人減少すると推計しているようです。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ
投稿日 2019-08-01 10:26
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2019-08-01 16:40
ワオ!と言っているユーザー