賃貸アパートの施工不良問題が発覚した「レオパレス21」は21日、同社が設計・監理し、他の事業者が施工した「他社物件」で、766棟に不備があったと発表しています。防火や防音のために各戸を隔てる「界壁」が設置されていないことなどが確認されました。 自社が施工した不備のある物件は5月末時点で1万6766棟に上っており、施工不良物件がさらに上積みされたことになります。 施工不良問題をめぐっては、これまで自社物件のみを調査してきましたが、他社施工の物件も多く存在することから、他社物件も国土交通省が調査、報告するよう「レオパレス21」側に指示していました。