本日倉敷マスカットスタジアムで行われた楽天とのオープン戦、「楽天7ー1阪神」で、阪神が楽天に大敗を喫し、これでオープン戦は開幕から5連敗となっています。64年ぶりだった昨年に続き、オープン戦開幕から5戦5敗。依然として最下位で、12球団で唯一、いまだ勝ち星がありません。
この日は主力の大半が甲子園に残留。若手主体の打線を組みましたが、楽天先発<岸>の前に1点を取るのがやっと。守備での連携ミスに加え、開幕ローテ候補の<望月>が、4回8安打7失点と打ち込まれるなど、攻守に課題の残る試合内容でした。
<望月>は初回、先頭の島内に中前打を浴びると、1死を挟んで浅村の右二塁打で二、三塁。<ブラッシュ>には新球フォークを狙われ、左前適時打でいきなり2点を失ないました。さらに<ブラッシュ>の三盗と四球で1死一、三塁。重盗を仕掛けられ、捕手<梅野>の二塁送球間に、三走<ブラッシュ>の生還を許しています。
<望月>は二回にも2点を失うなど5四球と制球も定まらず、安心してローテ入りが難しい投球内容でした。
打線で気を吐いたのは、この日もドラフト3位の<木浪>(ホンダ)。楽天の先発<岸>に対して三回、2死三塁から右前適時打を放っています。八回にも1死一塁から、右前打でマルチ安打。キャンプ中から実戦11試合で打率・538(26打数14安打)と絶好調で猛アピールを続けており、開幕1軍どころか、開幕スタメンに向けてまた1歩、前進した形となっています。
阪神は本拠・甲子園に戻り、9日に日本ハム、10日に巨人を迎え撃ちます。先発は9日が<岩貞>、10日が<西>の予定です。
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