「空飛ぶクルマ」@カーティベーター
5月
4日
有志団体は自動車や航空業界の若手技術者らで構成する「カーティベーター」。初飛行は同県豊田市内の廃校で行なわれる予定です。校庭跡地に高さ約5メートルの覆いを設け、その中で数メートルの高さに無人機を飛ばして飛行の安定性などを確認します。夏には屋外での飛行を目指す。
機体は大型の無人航空機「ドローン」に、地上を走るための車輪を3つ取り付けたイメージ。大きさは東京五輪仕様とほぼ同じ縦横3・7メートル、高さ1・5メートルで、重さは最大400キロ。2人分の座席を前後に並べ、人間に見立てた重さ75キロのおもりをそれぞれ載せる予定です。
四隅に取り付けた計8つのプロペラをモーターで回し、垂直で離着陸する。高度は最高10メートル。飛行時に時速100キロ、地上では同50キロの速度を目指す。開発費は数千万円で、5月下旬に横浜市内で開かれる展示会で機体を初公開する予定です。