「e-tronビジョン グランツーリスモ」@アウディ
4月
16日
「e-tronビジョン グランツーリスモ」は、人気レースゲーム、「グランツーリスモ」の発売15周年を記念する「ビジョン グランツーリスモ」のために、アウディのデザイナーが製作したワンオフモデル。実際に走行可能な車両としてサーキットに登場するのは、e-tronビジョン グランツーリスモが初めてになります。
今回公表された同車のスペックは、驚異的なもの。アウディ最初の市販EVとなる『e-tron』用のコンポーネントを採用した電気モーターは、2基がリアアクスル、1基がフロントアクスルを駆動するフルタイム4WD。システムのトータル出力は815hpを引き出します。
車両重量は1450㎏、パワーウエイトレシオは1.78㎏スラッシュhp。前後の重量配分は50対50と理想的なバランスを追求。e-tronビジョン グランツーリスモは、0~100㎞/hを2.5秒以下で駆け抜ける性能を備えています。
アウディは、この「e-tronビジョン グランツーリスモ」を、フォーミュラEのレーシングタクシーに起用する計画。プロのドライバーが運転する同車に同乗して、サーキット走行。アウディは、ユニークな方法でeモビリティを実体験へと変化させる、としています。