「蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック車両YC1系」
1月
28日
従来のエンジン駆動から、エンジン発電式モーター駆動に置き換えることで、二酸化炭素などの排出量や騒音を低減。さらに蓄電池のアシストにより、効率的な走行性能を実現します。従来のキハ66系・67系ディーゼルカーと比較して燃料消費量を約2割減らせるといいます。
旅客設備としては、1人あたりの座面幅を拡大。また、車両の出入口に、足元を照らす照明を設置します。出入口は片側3か所の両開きとし、スムーズな乗降を可能に。さらに、段差をなくすことで乗降時の負担を軽減します。
YC1系は2両編成で、定員は232人(うち座席76人)。設計最高速度は110㎞/hです。1編成を新造市2018年6月に搬入。営業運転と量産化に向けた走行試験を行い、性能評価を進めていきます。