2017年は日本で映画が初上映されて120年の節目です。1日には映写・撮影機を発明したフランスの<リュミエール>兄弟らが撮った映像を集めた映画「リュミエール!」が京都、大阪で公開されています。神戸では、9日(土)からOSシネマズミント神戸で公開されます。
「リュミエール!」は、「映画の父」と称されるリュミエール兄弟が遺した膨大な作品群からセレクトした映像で構成された、<リュミエール>兄弟へのオマージュ作品です。
1895年12月28日パリ。<ルイ&オーギュスト・リュミエール>の兄弟が発明した撮影と映写の機能を持つ「シネマトグラフ」で撮影された映画「工場の出口」など10本の作品が世界初となる有料映画上映会で上映されました。
1本の長さが約50秒という短い時間ながら、それぞれの作品で取り入れられた演出、移動撮影、トリック撮影といった撮影テクニックは、現在の映画の原点とも言われています。
カンヌ国際映画祭総代表で、リヨンのリュミエール研究所のディレクターを務める<ティエリー・フレモー>が、<リュミエール>兄弟が1895年から1905年の10年間に製作した1422本の短編作品から108本の作品を厳選し再構成。4系デジタルによる修復を施し、90分の作品として完成させています。日本語吹替版ナレーションを落語家の<立川志らく>が担当しています。
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