<野菜>(12)【アイスプラント】@「めぐみの郷」(デュオこうべ店)
3月
31日
調べてみますと南アフリカ原産、ハマミズナ科メセンブリアンテス属の植物でした。
葉の表面に塩を隔離する細胞があるために、葉の表面が水滴が凍ったようなブツブツとした状態に見えることが、名の由来です。
1985(昭和60)年に佐賀大学農学部が、土壌に含まれる塩化ナトリウムを吸収する【アイスプラント】の除去機能を利用して、有明海沿岸の塩害対策の研究のために栽培、その後生食で塩味がするという特徴を生かして、2006(平成18)年から市場に出荷されています。
葉に含まれる<ピニトール>は、血糖値を改善作用や肝機能改善効果があるとされ、フランスでは「フィコイド・グラシアル」と呼ばれ、料理の食材として使われ始めています。