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- ファルコン植物記(1843)<チューリップ>(25)【フォックストロント】
あちらこちらの花壇や植え込みに、<チュリップ>の花が目立ち始めました。
柔らかい桃色の色合いと白色の対比のグラデーションがきれいな花姿で、<八重咲き>の早咲き品種【フォックストロント】は、オランダにて作出されています。
やさしい色合いを眺めていて、『ローマ神話』に出てくる<プラト>の神の娘<チューリップ>という美しい乙女のことを思い出しました。
ある日秋の神<ヴェルツーヌ>が彼女に一目惚れしてしまいます。追いかけても逃げられ、いつまでたっても捕まえることができません。業を煮やした<ヴェルツーヌ>はどんな手段でもと考えたとき、<チューリップ>は貞操の神<ディアーナ>に頼み、一輪の花に変えてもらいました。
この品種は咲き進むにつれて桃入りの色合いが濃くなり、恥じらう乙女の<チューリップ>を彷彿させる品種です。
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