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- ファルコン植物記(1774)実っています【クロガネモチ】(2)
常緑樹として自然状態での成長では10メートル程度とあまり大きくはならない、モチノキ科モチノキ属の【クロガネモチ(黒金黐)】です。
葉は皮質で楕円形、濃い緑色で艶があり、樹皮からは「鳥黐(トリモチ)」が採集できます。
雌雄異株で5月~6月頃に淡い紫色の花をさかせますが、あまり目立ちません。
花後は真っ赤な6ミリ程度の球形の果実をたくさん実らせ、10月~12月と長期にわたり観賞ができます。
【クロガネモチ】は語呂が「カネモチ」につながることから、縁起物として庭木などによく利用されていますが、写真は街路樹として植えられていました。
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