ファルコン昆虫記(754)<バラ>の花に【ツマグロキンバエ】(3)
10月
16日
ハエ目クロバエ科ツマグロキンバエ亜科に分類され、体長7~8ミリほどの大きさです。
胸部の背は深緑色で背中に丸みがあり、閉じた翅の先端が黒くなっているのが、名称の由来です。複眼は青緑色に輝く筋模様があり、口器は長く突き出て、花粉や蜜を吸うのに、蕊の奥深く潜り込まなくていいようになっています。
幼虫は動物の死骸などの腐敗物を餌とし、成虫は花粉や蜜を求めて花に集まります。