翅と後脚を擦り合せて、「ジキッ ジキジキジキ」と鳴く【ヒナバッタ】は、バッタ科ヒナバッタ亜科ヒナバッタ属に分類されています。
オスの方が小さくて体長20ミリ前後、メスで25~30ミリで、前胸背側の左右2本の筋が内側に「くの字」形に曲がっている特徴を持っています。
年2回、6月頃と9月頃に成虫が発生、春の個体群が産んだ卵は1か月ほどで孵化しますが、秋の個体群が産んだ卵は土中の中で越冬、翌年の春に孵化し、この時期の個体は12月頃まで生き続けます。
つい最近、『神戸新聞』に主婦が見つけた <ピンク色のバッタ> の記事が出ており「クビキリギス」でしたが、この【ヒナバッタ】も体色が赤紅色の突然変異がたまに見られる種です。
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