ファルコン植物記(701)赤紅色の花【セイヨウクモマグサ】(2)
3月
20日
「クモマグサ」と呼べば日本に自生する高山植物で、本州中部の高山の岩場の割れ肌などで見かけますが、ほとんど市販されておらず、園芸店などで流通しているのは、ヨーロッパ原産の野生種から作出された園芸品種で、「西洋クモマグサ」もしくは「洋種クモマグサ」と呼び分けています。
ユキノシタ科サクシフラガ属の植物ですが、属名はギリシア語で「サクム=岩」と「フランゴ=割る」からなり、胆石や尿道結石を取る効用があると考えられていたことに因みます。
芽の中心から花茎を伸ばし、直径2センチ弱の「梅」に似た花を1~3輪上向きに咲かせますので、高山に置いて雲に届きそうな姿に見立て「雲間草」と和名が付けられました。
投稿日 2013-03-20 08:33
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投稿日 2013-03-20 17:40
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投稿日 2013-03-20 10:38
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投稿日 2013-03-20 23:45
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