選択肢は必要だが、多すぎても意味がない。
8月
15日
商品やサービスの価格を決めるとき、私は最低でも3つの選択肢を用意するべきだと思っています。
日本では昔から「松・竹・梅」というやり方がありますよね。グレードを3つに分けて、お客様に自分に合ったものを選んでもらう方法です。
日本では昔から「松・竹・梅」というやり方がありますよね。グレードを3つに分けて、お客様に自分に合ったものを選んでもらう方法です。
ただ、3つ用意しても一番下の「梅」を選ぶ人はあまりいません。逆に、一番上の「松」を選ぶのは、本当にその内容が必要な人だけです。
でも、選択肢が多すぎるのも考えものです。特にインターネット上では、すべてのオプションが見えてしまうことが多く、情報が多すぎて「もうわからない」となってしまうことがあります。結果、決められずに買わない、なんてことも珍しくありません。
これは特にインターネットサービスでよくある話です。お客様自身が、そのサービスが何なのか、どう自分に役立つのかを理解していない場合が多い。そんな状況でやたらとオプションを出しても、ほとんど意味がありません。むしろ混乱させるだけ。だから私は、こういう場合は選択肢を絞って、誰でもわかるようにシンプルに提案するべきだと思っています。
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