ブランドイメージが崩れた
6月
12日
今日、会社の近くの中古車屋さんで 2015年の AUDI A8L TDI (Turbo Diesel) を試乗してきました。もちろん AUDI では TDI は中古でも販売していないので、AUDI の正規ディーラーではありません。この排ガスの問題が原因なのでしょうか、納車されてたった1年のこの車が、新車時の 2/3 の価格で売りに出ていました。これは安いのですが、今後この車がワシントン州の車検を通るという保証がありません。また、これに乗ることによる周囲からの批判も考えられます。(あまりそういうのは気にならないのですが、不要な批判は受けるべきではないです。)
ディーゼルエンジンは、ドイツで生まれたエンジンで、ドイツの企業にとってはプライドを持ったエンジンです。これがフォルクスワーゲンの自社の行動が原因で多きな危機に直面しています。クリーンディーゼルを売りにしていただけに、今回のブランドダメージは大きです。これまでのところ、フォルクスワーゲンは大きな批判やインターネット上で炎上をおこすことなく、米国でブランドイメージを大きく壊すことなくここまで来ています。今の状況から考えると、上出来ではないでしょうか。
私もこの排ガスの問題がなければこれは欲しい車です。大きさも好きですし、ディーゼルの燃費は素晴らしいですから。