今年の読書(117)『暗い穴』堂場瞬一(中公文庫)
10月
4日
猛暑の8月、東京で謎の死体事件が露見しました。連続強盗事件で逮捕された<相澤直樹>が、「桧原村に死体を埋めた」と自供、供述通り死体は発見されますが、その近くから、死亡時期の異なるもう一つの死体が発見されます。
強盗事件を手伝った縁で現場に駆り出された追跡捜査係の<西川大和>は、取り調べを任されます。
恋人の親に長崎まで出向いていた同僚<沖田大輝>も急きょ呼び戻され、名コンビがいがみ合いながらも事件の真相に辿りついていきます。