今年の読書(89)『真友』鏑木蓮(講談社文庫)
7月
29日
被害者の息子<隆司>と容疑者の息子<伸人>は親友だったが、この事件を契機に決裂してしまいます、
この事件を境にそれぞれの家族は、悲惨な生活を強いられますが、<伸人>は映画撮影の小道具係として人生を歩み、<隆司>は事件の信じ湯を求めて警察官のなっています。
事件の真実がわかり、免罪事件だとわかったあとも、<伸人>の父は闇の組織から命を狙われていて息子との再会がかないません。
それぞれの苦難をのりこえながら、真の友とは何かを問う重たい内容でした。