《眼福(203)“散歩途中で見た・・可愛い花!?!”❖21-240》

《眼福(203)“散歩途中で見...
《眼福(203)“散歩途中で見...
《眼福(203)“散歩途中で見...
《眼福(203)“散歩途中で見...
インゲン(隠元)     マメ... インゲン(隠元)     マメ科 (Fabaceae/Leguminosae)
学名:Phaseolus vulgaris
別名: サイトウ(菜豆)、サンドマメ(三度豆)、サヤインゲン




《”隠元!?!”大和市林間❖’21/08/27❖》
インゲン(隠元);
徳川四代将軍家綱の時代に中国より伝来したと伝わっている。
中国福建省から渡日した隠元隆琦禅師により持たされた、と。。。
平安時代より食べられてきた ササゲ と比べ味が良いと思っているが!!
サヤの中に出来る豆をインゲン豆、若い時期に食べるサヤを、サヤインゲンと言う。
植物名としてはインゲン(隠元)が正当か。。。!
夏、マメ科特有の舌状的な、スイトピーに似た小花を咲かせる野菜。
緑色の若鞘(鞘インゲン)を茹でて、ゴマ(胡麻)和え や、煮物に。。。美味だ。
西日本では、フジマメのことを「インゲンマメ」と呼ぶ地域がある由。だが別種。
花色は、白色とピンク色がある。どちらも清々しい雰囲気だ。
*         *         *
昨今、家庭菜園が人気だとか?? 更には市民菜園とかが、結構流行っている。
散歩する道すがらにも数か所、其れらしき場所を見掛ける。
そんな場に、可愛く咲いていたインゲンの花。食にも饗する。感謝!!   
「令和参年(皇紀2681年)8月27日、記」








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《眼福(202)“池の今・・可愛い花!?!”❖21-239》

《眼福(202)“池の今・・可...
《眼福(202)“池の今・・可...
タヌキモ(狸藻) タヌキモ科(... タヌキモ(狸藻) タヌキモ科(Lentibulariaceae)
学名:Utricularia vulgaris L. var. japonica


《眼福(202)“池の今・・可...
《眼福(202)“池の今・・可...
《”狸藻!?!”大和市泉の森❖’21/08/26❖》
タヌキモ(狸藻) ;
藻と植物名が付けられたように、水中に生育する水生植物。
袋状の捕虫嚢があり、ミジンコ等プランクトンを捕食する食虫植物。
名前は、糸屑のような葉が狸の尾に似ることから命名された由。
水の流れが緩い栄養素の少ない環境にも適応するが、環境省:準絶滅危惧(NT)。
水中葉の形が狸の尾に似ている。水上には花軸だけが出る。全体像
根はなく、茎はひも状で長さ50cm以上になる。
水中葉は長さ3-5cmで密に互生して2-3回羽状に分裂し、各裂片は左右に平面に並ぶ。
糸状で基部近くに長さ3-4mmの捕虫嚢がつく。捕虫嚢の口に2本の感覚毛がある。
内側に開く弁があって小動物を吸い込んで捕らえ、バクテリアの働きで溶かして吸収する。
捕虫嚢は初め緑色だが、小動物を消化した後はそのかすで濃紫色になる。
葉腋から長い花軸を水上に出し、黄色い唇形花を総状に4-7個つける。
花は、下唇が大きく横に広がり中央の膨れた部分に赤褐色の斑紋がある。
距は、斜め下を向きやや尖る。萼は、2深裂する。花柄は、花後に下向きになる。
が果実はできない。晩秋に茎や葉は腐ってなくなってしまう。
茎の先端に小さくなった水中葉が密集し丸くなり暗緑色で球状殖芽を作って水底で越冬する。
タヌキモ科タヌキモ属には、イヌタヌキモ(学名:Utricularia australis)があるが、
タヌキモとイヌタヌキモは区別が難しい。
タヌキモは冬の殖芽の色が濃緑色卵球形。イヌタヌキモは茶褐色紡錘形。
また花茎の断面に前者は中心に直径1mm程度の穴があるが、後者は穴がなく中実となる。
また、ノタヌキモは葉が3個ずつつき、イヌタヌキモは2個つく。目視では識別が難しい。

*      *      *      *      *

1789年8月26日、フランスの国民会議が「人権および市民権の宣言」を採択した。
がしかし史実的経緯を懸命に読み解くと・・・身勝手極まりない人権感覚だった。
仔細は、語らないが・・・今の国際情勢とダブってしまう。
文明開化の明治時代以来、国として諸外国に対して非人道的対応をしてきたか??
今の国内政治を思うと、リベラル派と謳う政治家面々に、“人道的とか人権擁護”を問いたい。
身勝手論理を堂々と主張する姿に、民主主義とはなんぞや??と危惧する。
画一的貧化。。。! コロナ対策にしてしかり。。。? 専門家の偏向・偏重には呆れる。
この上は、個々人の慎重なる行動しかない。。。!?!って思った一日であった。
「令和参年(皇紀2681年)8月26日、記」





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《眼福(201)“公園の今・・地味な花!?!”❖21-238》

《眼福(201)“公園の今・・...
ヌルデ(白膠木) ウルシ科(A... ヌルデ(白膠木) ウルシ科(Anacardiaceae)
学名:Rhus javanica auct. non
Rhus javanica L. var. chinensis (Miller) T. Yamazaki
別名: フシノキ(付子の木)




《”白膠木!?!”大和市西鶴間❖’21/08/25❖》
ヌルデ(白膠木);
ウルシ や ハゼノキ とそっくりのウルシ科植物。だがウルシの様にかぶれることはない。
幹を傷つけると、白い漆液を出す。漆液を塗料(ヌテ)としたりもした。
山野に普通に生え、特に林縁部に多い。典型的な陽樹(明るい場所を好む樹)である。
所謂、先駆種で後発のより大きい樹木が育ち陽が当たらなくなると枯れてしまう。
寿命は数十年程度といわれている。幹や枝は、斜上し枝分かれは多くはなく太い。
樹皮は灰褐色で皮目が多い。幹が柔らかく竹のようにすぱっと縦に割れる。
葉は互生し奇数羽状複葉。葉軸に翼がある。小葉は、楕円形で粗い鋸歯があり先が尖る。
雌雄別株。幹の頂部に大きな総状花序を出し、白色の花を多数つける。
花弁は5枚。雄花の花弁は反り返り、雌花の花弁は開出する。柱頭は3分岐。
葉にヌルデミミフシと云うアブラムシがつくる虫えいは、五倍子(ごばいし )と呼ばれる。
(葉軸の翼にアブラムシの1種が寄生する袋状の虫こぶ)
虫こぶを切ると、中にはアブラムシがぎっしりと入って集団生活をしている。
この袋状物質には、タンニンが50~70%含まれている。
この虫コブと酸化鉄で発色させた色を空五倍子色(うつぶしいろ)と呼ぶ。
ゴバイシ(フシ)は、医薬品、インクや染料の原料、革なめし用等にと色々使われてきた。


*      *      *      *      *


オリンピックの後、パラリンピックが始まったが、開会式に天皇陛下が臨席された。
このことは、今後のオリンピックとパラリンピックが統一開催に向けての布石となったきがする。
「令和参年(皇紀2681年)8月25日、記」






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《眼福(200)“灼熱にみる花!?!”❖21-237》

クルクマ・シャローム     ... クルクマ・シャローム      ショウガ科(Zingiberaceae)
学名:Curcuma alismatifolia Gagnep.
別名: クルクマアリスマティフォリア
ガジュツ(夏ウコン、紫ウコン)... ガジュツ(夏ウコン、紫ウコン) Curcuma phaeocaulis Valeton syn. か???









《”鬱金属!?!”❖’21/08/24❖》
クルクマ・シャローム ;
一般的に ウコン(鬱金)を指す花は、アキウコン(秋鬱金)のことだろう。
(学名:Curcuma domestica Curcuma)
ショウガ科ウコン属で主に花を観賞するものにクルクマと呼ぶ花が。。。!
ウコン属で主に根茎をハーブや薬草にするものも総じてウコンと称する。
薬用としては、秋ウコン(秋鬱金)や、春ウコン(春鬱金が代表的か。
観賞用に栽培されているウコン属植物は、品種が多数ありハイブリッドもある。
園芸界では、一般にクルクマと呼ばれ、英語では“Siam tulip”と表現されている。
Siamとは、タイの旧名であり日本語ではかつてシャムと呼んでいた。
鹿児島県南九州市川辺町でクルクマが栽培されるようになってどのくらい立つか??
主品種がシャローム(平和の意味)、クルクマよりもシャロームとして知られていよう。
クルクマの花言葉は「忍耐」「あなたの姿に酔いしれる」「乙女の香り」「因縁」。
見た目の華やかな苞とは違い、ひっそりと地味な花の姿から、「忍耐」か???
茎高60~70㎝。根茎、根の先に塊根を持つ。葉柄は短く葉身は披針形で先は鋭形。
穂状花序は、花茎先に頂生し円柱形。花序は密錐花序 (thyrse) と呼ばれる複合花序。
花を抱く苞が下部につき最上部に苞が飾りの様につく。苞は紅紫色、白色、緑色等色々。
萼は、筒形。花は白黄色、花弁3枚、花弁状の仮雄蕊2個、雌蕊1個。

※     ※     ※     ※     ※

東京オリンピックが、無事終了した。今回のオリンピック、コロナ禍にあっては大成功だった。
個人の思いだが、、、競技結果以上に、一表彰式に眼を見張った。。。!!
以下、東京スポーツのweb記事より;
*       *       *
東京五輪レスリング女子50キロ級決勝(7日、幕張メッセ)で、
須崎優衣(22=早大)が孫亜楠(中国)に勝って金メダルを獲得。
その表彰式にプレゼンター役として五輪4連覇の伊調馨さん(37)が現れた。
水色の着物姿で登場した伊調さんはメダリストたちに副賞の花を渡した。
関係者によると、伊調さんのプレゼンター起用は急に決まったという。
常に表彰台の頂上に立ち続けた最強女王。
この日は表彰台の下から「頂点」に立った後輩・須崎に花を手渡した。
---東京スポ-ツ---
*       *       *
日本(東京)での開催オリンピック、過去オリンピックでの最高功労者が表に出てこない??
そんなことを思っていた。言うに及ばず、伊調 馨さんのことである。
伊調さんの戦績からして、オリンピック競技者(日本人)中での最高位、顔的存在だろう。
そんなアスリートを、世界に誇るような映像が中々出てこなかった。残念に思っていたが、、。
そんな中でプレゼンターとして登場した映像、驚いた、それ以上に良かった、と感じた。
伊調さんの和服姿も素晴らしかった。西欧のオリンピックファンも絶賛されていた。
「令和参年(皇紀2681年)8月24日、記」
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《眼福(197)“水辺の夏花!?!”❖21-234❖》

《眼福(197)“水辺の夏花!...
《”角針藺”❖’21/08/16❖》

カドハリイ(角針藺) カヤツリグサ科 (Cyperaceae)
学名:Eleocharis tsurumachii Ohwi 
synonym Eleocharis tetraquetra Nees var. tsurumachii (Ohwi) Ohwi 
synonym Eleocharis tetraquetra Nees f. tsurumachii (Ohwi) T.Koyama
 日本固有種(霞ヶ浦周辺の旧玉造町、旧桜川村)
 稈は光沢があり柔らかい。鞘は上部近くまで赤色を呈する。鱗片は先端が円形。
柱基は果体の半長。刺針状花被片の小刺は逆向き。
越冬芽は10月上旬までに地下走出枝の節に1~5個が圧着~やや 開出して形成される。
越冬芽は卵形~長卵形、鋭尖頭、長さ3~7㎜×幅1.5~ 2.0㎜、越冬芽とほぼ同長の鱗片に包まれる。
マシカクイの越冬芽は地下走出枝の節に1個がほぼ圧着し、線形で鋭頭、長さ10~20㎜×幅0.3~1.0㎜、
基部の鱗片は越冬芽の半長~3/4(小形の越冬芽では同長のこ とがある)。
柱基の長さや越冬芽の違いによりシカクイとは別種とされる。
*      *      *      *      *
久し振りに友達と植物談義をした。日本にはまだまだ、面白い環境がある。
しかしその環境が、危機に貧している。関心ある人々で是が非でも死守しないと。。。?
友が紹介してくれた場所の紹介記事の一部を抜き取って紹介する。以下の頁。
https://waterplants.web.fc2.com/feature_kadoharii.html
「令和参年(皇紀2681年)8月21日、記」






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《眼福(195)“浜辺の夏花(2)!?!”❖21-232❖》

三浦半島毘沙門湾 三浦半島毘沙門湾
《眼福(195)“浜辺の夏花(...
《眼福(195)“浜辺の夏花(...
《眼福(195)“浜辺の夏花(...
ハマナタマメ(浜鉈豆)   マ... ハマナタマメ(浜鉈豆)   マメ科(Fabaceae)
学名:Canavalia lineata (Thunb.) DC.
《”浜鉈豆”三浦市毘沙門湾❖’21/08/06❖》
ハマナタマメ(浜鉈豆);
ハマナタマメ(浜鉈豆)は、主に熱帯から亜熱帯の海岸に生育する海岸植物。
地下茎は地の中を長く伸び、地表では、他の植物に良く巻き付きながら成長して行く。
茎の生育も旺盛で群落を形成しながら浜辺の広い面積を覆おようになる。
葉に特徴があり、黄緑~濃い緑色の葉は小葉が左右に一枚、先端に一枚(三出複葉)。
厚くて質感に富んだ丸みのある円形~卵形の葉。長さ6~12cm、幅4~10cm。
葉腋から長い柄を出し、その先に薄桃色の可愛らしい花を総状に付ける。
マメ科独特の蝶形花は3cm程、花柄はその重さに耐え切れず垂れ下がり花序は逆さま。
他のマメ科の花と比べ上下が異なる。花言葉が「忍ぶ楽しみ」!?!
*      *      *      *      *
毘沙門湾は神奈川では唯一のハマナタマメの自生地。
他の木に絡みついているものや砂浜を這っているものなど色々だ。
花色は濃淡があり、大きい花。花粉はハナバチが媒介しているようだ。
南方系植物、九州、沖縄、小笠原等で多見、太平医用側の北限は房総半島。
日本海側では、隠岐諸島が知られるが、島根や京都の海岸では越冬株は見ない由。
毘沙門の海岸では、花が毎年咲き実が実る安定的に自生地として特筆される。
年々土地開発が進み今や神奈川の絶滅危惧種Ⅰ類蔓性草本になってしまった。
「令和参年(皇紀2681年)8月19日、記」




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《眼福(194)“浜辺の夏花(1)!?!”❖21-231❖》

ハマナデシコ(浜撫子)  ナデ... ハマナデシコ(浜撫子)  ナデシコ科(Caryophyllaceae)
学名:Dianthus japonicus Thunb.
別名:フジナデシコ



時折、訪れる西伊豆松坂町海岸岸... 時折、訪れる西伊豆松坂町海岸岸壁に咲いている“浜撫子”を思い出す。
自然環境保全を思う。(画像は、松崎町HPから拝借)


《”浜撫子”鎌倉・稲村ヶ崎❖’21/08/18❖》
ハマナデシコ(浜撫子) ;
海岸にはえ、茎高15~50cm。茎は下部が木質化してやや這い、上部は直立する。
葉には根出葉と茎葉があり、どちらも厚み・光沢があり、全縁。
根出葉はロゼット状で単葉、長さ5~9cmの倒披針状長楕円形。
茎葉は対生で単葉、長さ4~8cm、幅1~2.5cmの長卵形~長楕円状披針形で先が円い。
茎の先に集散花序を出し、密に多数の花がつく。1花序の花はほぼ同時に開花。
花序の基部には3対の楕円形の苞があり、苞の先は尾状に伸びる。
花は直径1.5cmほどで紅紫色の5弁花。別名の“フジ”が藤色を意味するなら色的には??
花弁は先端が歯牙状に浅く切れ込み、爪状となり基部は筒状に合生し萼内に隠れる。
*      *      *      *      *
前の東京オリンピック前頃、海岸線の道路整備のおり総てなくなってしまった浜撫子。
道路整備後、ほぼ元の所に三浦半島・毘沙門岬から移植したのが根付き、今がある。
今の稲村ヶ崎海岸道路姥ヶ谷入り口に昭和の偉人“有島生馬(画家)”邸があった。
海岸道路から上のお宅までの斜面、お花で飾られ海岸散歩者を楽しませくださっていた。
道路に接した枝折戸からの景観は素晴らしかった。あの優雅さは今は消えてしまった。
鎌倉の環境保全とは、と思い起こす花でもある“浜撫子”!!
※有島生馬邸(通称「松の屋敷」)は、長野市信州新町上条に移築され、
1982年10月に有島生馬の鎌倉の家、記念館として保存されている。 ※
「令和参年(皇紀2681年)8月18日、記」





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《眼福(192)“高原の夏に咲くラン科の植物!?!”❖21-229❖》

古い画像。 古い画像。
《眼福(192)“高原の夏に咲...
《眼福(192)“高原の夏に咲...
《眼福(192)“高原の夏に咲...
シテンクモキリ(紫点雲切) ラ... シテンクモキリ(紫点雲切) ラン科(Orchidaceae)
学名:Liparis purpureovittata Tsutsumi, T. Yukawa & M. Kato
(以上画像は、借り物です)
《”初耳の花”❖’21/08/16❖》
クモキリソウ(雲切草)⇒シテンクモキリ(紫点雲切);日本固有種
昔、浅間山麓にある湯の丸高原周辺の植物観察に幾度か訪れた事があった。
浅間山の噴火によりできた湿原が、池の平湿原。ここは、高山植物の宝庫である。
今は、環境整備され軽装で行けるようだが、訪れた頃は、人と会うこともなく静かだった。
コマクサ・レンゲツツジ・ヤナギラン・マツムシソウ・リンドウ等、春から秋にかけて楽しめた。
この周辺、数百種以上!?!の高山植物が記録されているらしい。
夏(8月中旬?)に散策した折、可愛いラン科の植物と思える花を見つけた。
帰宅後、調べてみるとクモキリソウ(雲切草・ラン科クモキリソウ属)ではないかと??
友達は、アズミクモキリ、チクマジガバチソウ、フガククモキリ等々勝手に言っていた。
以来、特定できず忘れていた。所が、どうも新種の植物であったらしい!!
最も、分かったのは2008年3月の日本植物分類学会で新種として発表された事に寄る。
そんな専門的発表は、知る由もなく今日まできたが分析標本が池の平湿原の物らしい由。
今朝、友人と談笑している中で知った。紛れも無く新種のシテンクモキリ (紫点雲切)!! 
画像を比べてみると、同一種のようだ。来年、確認しに訪れてみたい。
*      *      *      *      *
茎高10〜25cm位。山地の明るい林床に生える。葉は2枚。
卵形の楕円形、縁は全体または一部が波打ち中心線が窪んで縦に二つ折りにみえる。
先端は鈍頭かやや鋭頭で長さは5~13cm、幅は2~5cm、光沢があり無毛。
葉柄は長さ2~6cmで翼がある。北海道〜本州中部地方に分布、花期は6〜7月。
*      *      *      *      *
新種発表論文では、形態学的な研究成果と遺伝子解析による特定が掲載されている。
遺伝子解析となると難しく中々理解できない。が、花の外見でも特徴があるようだ。
#クモキリソウとの相違点、蕊柱と唇弁以外の花被片がやや緑色がかった淡紫色。
クモキリソウは花全体が淡緑色(黒褐色の花をつけるものもあるらしいが)。
#「紫点雲切」は、唇弁の中央から基部へ続く暗紫色の部分が特徴的。
唇弁は中央部で強く反り返っており、先端付近は強い反り返りはない。
正面から見ても先端部が見えるが、クモキリソウは、先端付近まで強く反り返る。
正面から見ると唇弁の先端部が見えないことが多い。
シテンクモキリは、総体的にクモキリソウ、フガクスズムシなどに似るが、
唇弁の色や形、ずい柱の翼の形、側萼片の巻きや幅などで区別できる。
側萼片はねじれ、強く外側に巻き、唇弁基部の幅は急に狭まる。
唇弁は緑色、中央の溝に紫点がある。これが、特徴的と「紫点雲切」の名がついた。
「令和参年(皇紀2681年)8月16日、記」








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《叛逆のろれつ“終戦・戦後76年目の日”❖21-228❖》

雨降って地かたまる。と言いたい... 雨降って地かたまる。と言いたいが今年も雨の脅威を浴びている。
豪雨に被災されている各地の皆さん、お見舞い申し上げます。
戦後76年、国鉄(JR)横須賀... 戦後76年、国鉄(JR)横須賀駅脇に位置する海上自衛隊基地、見慣れた光景。
国を守る最前線基地。感慨ある光景。而して頼りになる人・艦船である。
現代人の怠惰な行いを厳しく戒め... 現代人の怠惰な行いを厳しく戒めているような眼光。心しないといかんだろう。
若いころ、学問を哲学させてくれた独逸の学都・テュービンゲン。
初めて知った狂気的天才詩人の言葉(レリーフ)を思う。
ーおお、人間は、夢見る時、神であり、考えこむ時、乞食であるー
そして、ゲーテの言葉、前進あるのみ・・・もっと光を。 ,,Mehr Licht"
我ら人間は、前を観て進むしかない !!
《時節感慨・・戦犯とは如何に???》
終戦、76回目の日、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で執り行われた。
僕自身は、戦争体験無い戦後生れ。でも“悲惨な争い”をこの目で観た経験はある。
’70年安保闘争時、大学生だったし(ノンポリで山登りばかりしていたが)。。。!
だが、法の哲理を学ぶにつれ現行法の不備、改善を考えるようになった。
又、諸外国、2~3の紛争国家内をこの目で観、我が国の実情に危機感をもった。
そもそも現行法の根幹をなす「現行憲法」、それ自体の成立に大いなる疑問が残る。
更には、敗戦国の責任と称する「東京裁判」自体が不当な裁判だったと思うようになった。
而して史実を知りたく資料を読み漁り、自分なりに考えをまとめ近親者に結語を残したい。
昨今のリベラル派と言われる方々の態度・表現を見ると、人権・国家観に乖離する。
主張と対処が、めちゃくちゃに入り組み論理に破綻、身勝手この上なく、情けない。
今年の「全国戦没者追悼式」天皇、皇后両陛下のご臨席のもとに関係者が参列された。
新型コロナウイルスの感染拡大で2年連続の規模縮小、参列者数は過去最少だった由。
戦後生まれが8割超となって代替わりが進んでいる中、少々の焦り感もある。
先の大戦で犠牲となった軍人・軍属約230万人、一般国民約80万人の御冥福を祈るが、
何処か形骸化し、個々人の心のなかも風化してきたのではないか??記憶の継承は??
今年の式典に参加された、兵庫県遺族会会長の柿原啓志さんの遺族代表追悼文、
「戦争の意識が薄れゆく今日もなお、私たちは失った家族の面影を求め、思いをはせている。遺族も時の流れとともに年老い、
次世代に思いをつなげていくために力を合わせて平和の大切さを伝えようとしている。
国の礎となられた方たちに感謝の心を寄せていただきたい。
決して忘れてはならない大切なことだ」
昨今の一部日本人の国連等への活動、すなわち「自虐史観」的発言に違和感をもつ。
勝てば官軍、負ければ賊軍」と云われるように、日本国を犯罪者の如くに言い放っている。
戦争とは、なんぞや。勝利すれば己の非は帳消しか??
広島・長崎への原爆投下、東京等への爆弾投下、これ等に正当性はあるのか??
而して勝利国が敗戦国を「法廷」と称し裁けるのか??。
戦争は、決して望まない。あっては成らない、いけない、絶対にいけない、!!
だがしかし、過去を反省し将来に向かうことを隠蔽し都合いい部分だけを発している。
それを標榜している“リベラリスト”、それらに如何に対応するか??
保守と言われる人々、政府自体も声を大にして自己主張を発信すべきだ。
諸外国に対して、政府を始め外交官は、自己主張してこなかった(少し発信し始めているが)。
右も・・・左も主張を議論し、それを庶民個々人は判断すれば良い。
真実・・・真相は一つだ。それらの真摯な検証を今こそすべきだ。
とどのつまりは、憲法改正議論!?!を、と思える場(僕個人)を観た気がする8/15に。
「令和参年(皇紀2681年)8月15日、記」






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《眼福(185)“小川に咲く夏の花!?!”❖21-221❖》

《眼福(185)“小川に咲く夏...
《眼福(185)“小川に咲く夏...
《眼福(185)“小川に咲く夏...
《眼福(185)“小川に咲く夏...
《眼福(185)“小川に咲く夏...
《眼福(185)“小川に咲く夏...
《眼福(185)“小川に咲く夏...
コウホネ(河骨)     スイ... コウホネ(河骨)     スイレン科(Nymphaeaceae)
学名:Nuphar japonicum DC.
《神奈川県での稀少植物”河骨”神奈川県海老名市内❖’21/07/24❖》
コウホネ(河骨);
池や湿地の中に咲く植物。何処ででも見れる花ではない。又、不可思議な花名だ。
根茎が白く、骨のように見えることに由来するとか!?!中々、複雑な構造をしている。
葉には薄くて半透明な水中葉と、厚みのある水上葉がある。
冬期は水中に没している水中葉だけが残る。
いずれもスイレンの葉を細長くした ような長卵形で、長い葉柄がある。
水中葉は膜質で細長く、水上葉は光沢があり長さ20㎝位の長卵形、水面から出る(抽水形)。
花は直径約5㎝の椀形。花弁状に見えるのが萼片で5枚。花弁はヘラ状で小さく多数。
雄蕊多数、花糸の幅が広い。雌蕊の先は広がり柱頭盤を形成し、柱頭は放射状に並ぶ。
花茎の先端に黄金色の花を一輪咲かせる風情は瀟洒。花に比べ葉は大きい。
根茎に含むアルカロイドのヌハリジンが、止血剤とされセンコツ(川骨)という漢方薬)である。
神奈川県では、絶滅危惧IA類に指定されている程、保全対策が必要である。
*         *         *
色々と危惧された、2020東京オリンピックが1年遅れだが、無事・成功裡に終えた。
参加各国選手団から感謝の言葉を聞く。心底よかった、と関係者の尽力を讃えたい。
前、東京オリンピック、開・閉会式を観た感慨からしても、今回の大会、成功だったと思う。
前、東京オリンピックで出会った米国人親子、我が父の友達だった。
以来、今日までお付き合いさせて頂いている。なんとも不思議なご縁だ。
今回は、来日できなかったのが残念なことだったのだが。。。!
前、東京オリンピックの年は、都市開発、古都保存、自然保護、これ等が社会問題に!!
オリンピックもさることながら、古都鎌倉で古都保存か否かの大問題が勃発していた。
昨今では、ユネスコの歴史遺産登録を市民は要望しているが、、、??
経済優先の行政(鎌倉市)では、歴史遺産感覚に乖離する。
前東京オリンピック時の歴史的環境保全哲理を思い出すべきだ。
オリンピックでの外国人観光が反対署名や、カンパをしてくれていたのを見ている。
今の鎌倉市民の大多数は、自然環境・歴史的環境に対する感覚に欠缺、憂慮する。
「令和参年(皇紀2681年)8月8日、記」






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