精霊花。

精霊花。
精霊花(ショウリョウバナ)、盆花(ボンバナ)、水掛花(ミズカケバナ)等と呼ばれる花。
「ミソハギ(溝萩とか禊萩と書く)」は、古くからお盆の飾り花・お墓に供える花として用いられている花。なんとも難しい名前の花。
いまどき、禊(みそぎ)・・等という漢字は出てこない!?!

お盆(休)も終わって普段通りの生活になりつつあるだろうが、わが身は、親の新盆法要と例年の菩提寺の大施餓鬼が、13日・17日とあり親の友達等の応対で少々疲れた。

知人に頂いた香を焚き、植物が好きだった両親、仏壇の前に女郎花、桔梗、山百合、鬼灯をお供えした。

お香ってなんともさわやかな「かおり」がする。西欧の香水と同様な使い道だが、
香を焚くって・・風情があるって・・一人悦に入っている。

「焼香」はよく使われる言葉だが、「塗香(ずこう)」と言う言葉、余り聴かなくなった。
施餓鬼を待つ間、寺の奥竹林に行ってみると、子供時代、そこで遊んだことを思い出す。 竹林を静かに通り抜ける「風」これを「細香(ほそか)」と呼ぶが、なんとも趣きある言葉だ。こんなことばもわが子たちには伝えたい。

最近、座禅をしていないが、一人で座禅をするとき、普段使う線香を前に置き座禅に入る。線香一本の燃え尽きる時間が凡そ五十分。これを「いちゅう」と呼んでいるがどんな漢字を用いるのだろう?? 一坐禅の時間に使っている^^)。

香水<こうすい>のことを仏教では「こうずい」と発音する。

普段、思い出さないことが・・・ここに来ると、竹林の中にいると自然と思い出される。

大施餓鬼・僕の年中行事の一つだが、忘れかけていることを思い出させてくれる機会でもある。

野に咲く野草はすがすがしい。園芸に関心持てないのは、歩き回るのがすき故か?
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健気でありたい。。。!

健気でありたい。。。!
子供時代に奥日光周辺(戦場ヶ原湿原、古峰ヶ原湿原)に幾度か連れて行ってもらった記憶がある。病弱で小学生高学年の半分以上は、病院にいた。そんな小学生時代、親の趣味もあったろうが植物を観に時々旅に連れて行ってもらった。
たまたま、訪れた時期が7月の終わりだった(毎回)。未だに強く印象に残っている花「穂咲下野」、今や絶滅危惧II類(VU)に位置付けられ、野生の自生地は本当に少なくなった。
落葉低木(樹高:1~2メートル)日当たりの良い山地の湿地に生える。円錐花序が密集して8~15センチの長い花穂。5~8ミリの小さな花は淡紅色で、花びらは5枚、雄しべは花びらより長い。円錐花序…花茎が枝分かれして円錐形になる。

久し振りに、この花と出会えた。

病弱から一転、元気に陸上競技に・・登山・登攀に没頭できた青春時代。
そのきっかけを作ってくれた自転車、未だにお付き合い願っている。
青春をぶっつけた登攀で怪我をして!?!おかげで生き延びているのだが、若い頃の・・山での事故の後遺症が出て・・ここ数ヶ月、必死のリハビリ??生活を送っている。
気晴らしに・・と連れて行っていただいた山で・・・穂咲下野と再会!?!出来た。

花の一つ一つも可愛く可憐だが、集まって「穂」のようになると華燭に映る。

人間界^^)を見ると、オリンピックに一喜一憂している。
スポーツの世界は、結果が全ての様に報道されるのは致し方ない。がしかし参加している全ての競技者、一人一人に歴史・・・ドラマがある。
今やオリンピックは、本質よりも経済効果・国益等々、何か違った方向に向かっているようにも見える(潜在・背景で)。

レスリング女子48キロ級、ウイナーの小原日登美さんの戦歴、なんとも壮絶。
その一方、浜口京子さんを思うと忍びない。これも競技ゆえの結果だが。。
浜口さん・・胸を張って帰国してほしい。
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「顎無し」アギナシ

「顎無し」アギナシ
野の花・・とりわけ花の名前を見分ける・・・覚えるのは大変だ。

同属の植物でもまったく乖離する花の名前。然るに面白いこともある。
先日散歩に連れ出してくれた御仁は、この季節だからと少し高所につれていってくださった。
そこで見つけたのが題名の“「顎無し」アギナシ”日本列島と朝鮮半島に分布する多年草、湿地に生えると資料にあります。オモダカによく似ています。それもそのはず、オモダカ科オモダカ属(Sagittaria aginashi)ですから。
花のめいめい等は、色々な資料にありますので省くとして。。。
この花は、湖岸、沼、放置水田等の湿地に分布する。でも野生のアギナシは、減少の一途である由。首都圏・・・土地開発が進み宅地化された環境では中々見られなくなった。
同時に昆虫等も少なくなっている。今住まい居るところは、比較的良い自然環境があるのかもしれない。未だに“すずめ”の飛び交う姿、うるさいくらいの夕暮れの鳴き声が聞かれる。自然生態系が崩れて、一番困るのが人間であることを真摯に思う感覚がないですね。気づいていないのかもしれない。
更には、単に天災で済まされないのが、原発問題だろうと思います。
自然界のそれぞれの生き物は、復元能力を有している。その中で動物・とりわけ人間と言う高等動物は、もっとも弱い立場であることを認識したいものだ。謙虚に真摯に己を見ないといけないと花々を見ていて感じた。

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ウメバチソウ!?!

ウメバチソウ!?!
オリンピック・日本選手、悲喜交々ですが、選手の心中は壮絶と・・・。
国別対抗的でそれぞれ国民性がみえて。

「簡素」と言う表現に日本的って思うのは、個人的感情ですが・・・??

花言葉に・・いじらしい、とか不滅とある「うめばちそう」。

うめばちそう(梅鉢草)か? やくしまうめばちそう(屋久島梅鉢草)か??
どちらにしても可憐に咲いてる花と出会えた。

最近、「和」「日本人的」と言う表現の潜在背景はなんだろう、と思う日々。
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山杜鵑が咲いている!?!

山杜鵑が咲いている!?!
里山に早くも 「山杜鵑草」とか「山路の杜鵑草」とか呼ばれる花を見つけた。

オリンピック開幕まであと少し。

この花の・・・花言葉「秘めた意志」(杜鵑草)、って選手にピッタリ。

日本選手団、、、みな楽しみながら、実力を発揮してほしい。
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レオナール・フジタがスケッチしたツール・ド・フランス!!

レオナール・フジタがスケッチし...
「レオナール・フジタ(藤田嗣治Le'onard Foujita、藤田嗣治; 1886年11月27日 – 1968年1月29日)。。。
あの巨匠が・・「エコール・ド・パリの代表的な画家」が描いた本物のツール・ド・フランス」。フランスで活動し、レジオンドヌール勲章まで受賞された藤田嗣治画伯。
2009年に催された横浜そごう展覧会に迫力あるレース模様を描いたものがあることを知って、観に行った。おそらくは、日本人で高名な画家が描いた最初のツールの画であろうとと思う。年代的にいつ頃なのか??想像するだけで夢膨らむ。
ツールが初開催されたのが1903年~、画伯が渡仏したのが1913年、初期のツール、否、フランスの自転車文化を垣間見ているはずだ。
もっとも自転車に関心あったかは分らないが。画は、1960年代、晩年のものらしい。画伯が、素材に選んだツール。
それほどにパリに戻った最後の日、凱旋したレーサーたちに歓声が沸き巴里は、お祭り騒ぎであっただろう!!!100回大会を来年(2013年)迎えるツール。
その揺籃期をじかに接していた日本人は少ないに違いない。日記にでも書かれておられなかったか!?!そんなことを思い出しながらレースを観ていたら、ヤフーのオークションに巨匠のポストカードが出ているではないか!!
とても落とせる金額ではなかった。さすが巨匠のカードだ。

藤田 嗣治;TSUGUHARU FOUJITA
「ツール・ド・フランス」公式ポストカード
ARRIV'E DU TOUR DE FRANCE 1960
作家名 藤田 嗣治
作品名 ツール・ド・フランス
レゾネ番号 60.87
制作年 1960年
技法 エッチング
サイズ 10 x 8(イメージ) ; 14.2 x 9.1(シート)cm
サイン 版上サイン
限定部数 限定570部の364番
彫り師 Landier
刷り師 Frelaut
状態 良好
ツール・ド・フランス、1960年

レゾネ掲載のタイトルは「 Arriv'e du Tour de France 1960 (ツール・ド・フランスのゴール、1960年)」.
「ツール・ド・フランス」の切手収集協会 Organisation Philat〓lique du Tour de France cycliste の依頼を受け、フジタが制作、サルバドール・ダリの挿画本の出版でも知られるパリのジョゼフ・フォレ社 Joseph Foret が出版した、1960年開催の「ツール・ド・フランス」公式ポストカード.
モノクロのエッチングで予約者用に570部(ナンバー入り)で刷られたものと、1000部が印刷されただけのポストカードと、2点同時に出品いたします.
なお、自転車競技者を描いた消印のデザインもフジタ制作(レゾネ:60.92).

油絵でなくエッチング。パリのArriveeとあるので、シャンゼリゼゴールシーンか。
あるいは、パリシャンゼリゼに到着前の市庁舎前のものなのか。それにしても楽しい見ているだけで。

創作年度が、1960-61年。フランスのジャック・アンクティルが大活躍した頃(57年優勝、および61年から4連勝)。
コース沿いに行けば誰でも観戦できる(箱根駅伝を見るように)スポーツ。フランスにしても、サッカー・フェンシングのように限られたものしか観戦できないのとは違って、ツールは誰でも観戦できる・・・そこが気軽でもあるだろう。。。日本もそうなることを、祈りたい。

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サコッシュと呼ばれるショルダーバッグ。

サコッシュと呼ばれるショルダー...
上の画像を見てお分かりかと思いますが、自転車レースの途中で競技者にティームスタッフが補給食等を入れて手渡す袋をサコッシュと呼ぶ。
形は至ってシンプルで使い勝手は結構・・良いのです。
ツール・ド・フランスの様な大きな大会になると特定場所でスタッフが、自分のティーム競技者に手渡しする。受け取った選手は食べたり、ジャージ(ユニフォーム)のポケット等に終って、不要になったサコッシュを沿道に投捨てる。それを拾うのも観戦者の楽しみの一つ。色々なデザインでおしゃれなものです。

袋の中身等は、コメント欄に記しましたm(._.)m。













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ロンドンオリンピック効果??

ロンドンオリンピック効果??

ツール・ド・フランスも22日で終わる。
今年はオリンピック効果か?英国人が大活躍している。
21日に実質上の総合優勝を決める個人タイムトライアルが行われた。
結果、ティームSKYのブラドレー・ウィギンズが53.5kmのフラットコースを1h04'13"で走り切り総合優勝は、ほぼ決まったに等しい。更には、ティームメイトの英国人クリス・フルームが2位。今日(現地時間)、パリ市内を凱旋走行する。
最終日、総合優勝争いをしている選手たちは互いに牽制し合って(仲間が守って)タイム差がほとんど出ない。したがって21日の19ステージのタイムトライアルで勝負は、付いた感じだ(22日の凱旋ステージ何が起こるかわからないが!?!)。

99回の歴史の中で始めて英国人が表彰台の真ん中に!!そして更なるは、2位も英国人。而して二人はティームメイトであって、同テームで総合ワンツーフィニッシュは前例がないのではないか??快挙!!
オリンピックに弾みがついたことは確か。西欧では、自転車(ロードレース)は、メジャー競技だから。。。大変なことになった。
その一方;1985年以来、フランス人による総合優勝がない。
だが狙える目が見えてきた。そのフランス人選手に力を貸しているのが、日本人の新城幸也選手だ。
新城君、オリンピックにも参加する。願わくば表彰台に!!可能な実力を身に付けてきた。その実力を今回のツールで垣間見た。

応援したい。。。オリンピックの自転車レース!!日本人レーサー!!
 
  



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ドーピング!?!

ロンドンオリンピックも間近になり国内でも盛り上がってきた。

今、西欧社会ではオリンピック前の最大のイベント(スポーツとして)である自転車レースが開催されている。日本では、自転車レースファン程度の関心ごとだが、西欧ではサッカーと並び評される自転車レース(ロードレース)。そのひとつ・世界最大と言われているツール・ド・フランス。その参戦競技者の中からドーピング違反者が出た。
昨年も最高位にランクされるレーサーが、ドーピング違反で競技出場停止処分中。そこにまた、違反者が・・・今回もまた、世界最高位レベルの選手である。
スタッフ等、関係者の道義的間接責任も問われてこようか・・・!
現代科学分析では、ドーピングはほとんどばれてしまうことくらい分っているだろう!?!
ファン心理としては、興冷めです。

オリンピックでの違反者が出ないことを祈りたい。
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仏蘭西・南西部のお菓子。

仏蘭西・南西部のお菓子。
ツール・ド・フランスも佳境に入ってきました。
レースも後半に入りスペインとの国境近くのピレネーの山間に突入です。

仏蘭西は、りんごの産地としても有名です。
マルセイユには、有名なアマチュア自転車ティーム「ヴェロクラブ・ラ・ポム・マルセイユ」があって・・僕らには、「リンゴクラブ」で通っています。今回のツールには出ておりませんが、オリンピック日本代表(ロードレース)の別府史之君もこのリンゴクラブから頭角を現したレーサーです。
そんな南西部でのリンゴを使ったお菓子に「クルスタッド・オー・ポム」
(Croustade aux Pommes)があります。
りんごを薄い生地で包んだクルスタッド・オー・ポム、フランス南西部の広い範囲でごく普通にみられる。クルスタッド・オー・ポムは、アラブのパティスリーがルーツだとか。フランス南西部は、8世紀ごろまではアラブの領土だった。そのころからある伝統的なお菓子。この生地は女性が作るのが伝統だそうだ。中近東ではアーモンドクリームを包んだり、甘いシロップに浸して食べたりもする。また、この生地は、オーストリアやイタリア、ドイツなどの西ヨーロッパでつくられているアップルシュトゥルーデルにも使われる。フランス南西部・ミディー・ピレネー地方はフランスで3番目のりんごの産地。
ふちがピンク色になるりんごの花は、フランス人が春の訪れを感じる花だといわれ、日本人にとっての桜のようなものだとか。




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