高々、150年ほど前に日本を訪れた「外国船」で
眠りを覚まされたと歴史は教えている
果たしてこれは本当であろうか
これまでの歴史観は為政者の都合の良い見方を我々国民に
教えて来たのではないか
現実に今現在の文部科学省の史観はそれを物語っている
教員の大きな組織もそれを批判(検証)せずに教えている
江戸末に外国船がやって来た画を拡大して観察してみた
明治16年に建てられた県会議事堂
現在は保存され一般公開されている
但し、冷暖房は不完備
よって、真冬の利用は見学は可能だが催しには使えない
真夏の暑い中、「土曜歴史講座」が開催された
パワーポイントを使うので、カーテンは締め切り
蒸し風呂状態
江戸末(幕末)の講演を行なった
昨日、時計をアップしましたが、擬洋風建築物の県会議事堂は
現在、県政記念館として保存、利用されています
議事堂には議長席が当然ありますが、壁際に議長席がありました
説明では、現在議員席の前にあるものが、明治16年からの
議長席
この画像のものは昭和6年に県庁内に設けられた議会の
議長席だそうです
この昭和6年の旧県庁は「たかだか60数年の歴史」と言う理由で
廃棄されました
歴史は一度壊すと0(ゼロ)となりますが、60年プラス100は
160年と言う足し算となります
保存するか、廃棄するかは良く考えないと歴史が消えてしまいます
明治16年に竣工した県議会議事堂
その後紆余曲折がありましたが、どうにか現在も保存され
講演会やコンサート、映画会などに利用されています
現在、就任している館長は公共機関の利用を推進するために
相当の努力をしており、公の立場の人としては稀有な人と
尊敬しています
その県議会議事堂の大きな振り子時計が据えられています
竣工当時に既に出来上がったものですから、125年以上を
経過しているでしょう
今もネジを巻かれて動いています
館員の方が脚立に昇って
普通は神社の参道にあるイヌを狛犬と呼ぶ
これは、本来はイヌではなく獅子をかたどったものである
「高麗」をコマと読んで「高麗犬」で”コマイヌ”と表記を
している
願掛けのこの「高麗犬」は360度回転する
向かって右の「高麗犬」は男が
向かって左の「高麗犬」は女が
願を掛けるそうである
江戸時代の遊女が船出を阻止するために北風が吹くと
出港できないために、願をかけたそうである
六本木界隈の再開発も一段落
ヒルズやミッドタウン、新美術館と話題を投げかけた
このヒルズの脇にある、ファッションの店舗
「バナナ・リ・パブリック」
通称、バナリパ
USA西海岸で多くの店舗を展開している
この
バナリパの企業体を知っている方は、相当のファッション通である
赤坂から溜池、現在の首相官邸の辺りの江戸絵図を
見ると、溜池は名のとおり、桜などの名所で、江戸っ子の
憩いの場所でした
六本木界隈も大名や旗本の屋敷があった場所です
このヒマワリ畑は
銀座SONYビルの一角に植えられている
外国の若者が写真を撮って楽しんでいる
勿論、デジカメ
谷中銀座のアーケードが見える手前に変った建物がある
数軒のお店が入った、雑居ビルのようだ
江戸の香りはしないが、文化を貪欲に取り入れ
ごった煮の中から、今日の日本の文化が醸成されてきた
天平・奈良以前から諸外国の文化を受け入れ、それを
自家薬籠中の物にしてきた
現在も銀座や原宿にブランドショップの旗艦店が開店している
新しいカルチャーの台頭を感じる
様々な和紙に型染めを施し、それを袋や加工品に仕立てる
布に染めて、粋な手拭いもある
素晴らしい、和風のデザイン
歴史の篩にかけられ、残された重みを感じさせられる
いせ辰
創業が「元治元年」となっていた
144年前である
日本全国に「銀座」があるが、江戸のお膝元
谷中にも「谷中ぎんざ」があった
『ひぐらしの里』とサブタイトルが付いていることから
この界隈の寺々の墓地や境内にある、巨樹に蜩が鳴くのであろう
路地裏に鉢を並べて、緑を愛でる
江戸時代から、八っつあん、熊さんの長屋を髣髴とさせる
町が存在している
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