「ビジョン・ミッション....」よりも「実行力」が重要(Day3, final)「私の成功&失敗体験」

「ビジョン・ミッション.......
「ビジョン・ミッション.......
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。



先日は



「ビジョン・ミッションは、経営者だけのものでは無い」



というタイトルでお伝えしました。



経営者だけでなく、部署を預かる部課長さん、家族を切り盛りするお父さん・お母さん。そして我々一人一人、個人にも「ビジョン・ミッション」が必要、という内容でした。



一方、今日はもう3月5日。あっという間に今年一年間の6分の一が既に経過したことになります。そこで皆さん、今年の年初の抱負や計画は、どの程度進んでいらっしゃるでしょうか?



そうなんです!「経営理念・ビジョンの重要性」に議論の余地が無いものの、実行されなければ意味がない。まさに「絵に描いた餅」。



そこで今日は前回に続いて、どのようにしたら計画やスローガンを実行できるのか?



「実行力」



について綴って行きます。



正直申し上げて、私も皆さんと同じ(これは失礼!)、年初の抱負は他所に、早々に計画を断念した経験は数知れず。



そこで、そんな私がサラリーマン時代に試みた内容をお伝えして、参考にして頂ければと思います。そしてその「失敗談」を元に、「今だったらどう工夫していたか?」も併せてお伝えします。



【章立て】

1.私が現役時代に試みたこと(完了済み)

2.上手く行ったこと(本日)

3.上手く行かなかったこと、そして今だったらどのように対応・工夫するか?(本日)



念のため前回の『1.私が現役時代に試みたこと』のテーマを記載しておきます。

(1)自部署のスローガン創り「Be Professional!」



(2)部員個々人の「ありたい姿」の言語化



(3)トレーニング計画の策定





ここから今日の本論です。



『2.上手く行ったこと』



(1)部員一人一人に「プロフェッショナルとは何か?」を、考えてもらう機会になったこと。



先輩や前任者、上司から教わったことを、粛々とこなすことに慣れ切っていた部員には「プロフェッショナル」という言葉さえ、「?」という印象だったと想像されます。



ビジネス環境の変化は、完全に理解できていなくとも部員は肌で感じているはず。しかし具体的に「何に対して、どのように対応すれば良いのか」という発想は無かったのではないでしょうか? そこで、自分のキャリアという視点で「目標値」を考えることはとても良い経験になったと想像される。



また、この「プロフェッショナル像」を、自らが考えて描くことにも大きな意義があったと確信します。なぜなら、それはキャリア構築を「自分事」にしてもらう効果があったのではないでしょうか?端的に言うと、キャリア構築のPDCAを自ら回す、ということに繋がっています。





(2)「短期的・長期的」に、自分は何をしなければならないか、の動機付け



自分の「プロフェッショナル像」を描いた上で、そのゴールを達成するための方法論、即ちトレーニング計画を立ててもらいました。



計画内容を色々と盛りだくさんにすると、こなせないことは本人たちは理解しているはずです。では何をどういう計画で進めたら良いのか?



その時に重要なのは「短期的・長期的」「緊急性・重要性」という二軸の「マトリックス思考」である。





『3.上手く行かなかったこと、そして今だったらどのように対応・工夫するか?』



(1)私一人が引っ張る構図で、全体観としてはそれ程期待通りには進まなかった。



気が付いた点は以下の通りです。



①個々人での経験・スキルにばらつきがあり、私一人だけでの対応では難しい面があった。



②また「Be Professional!」のスローガンは私が考え出したものなので、部内の浸透に時間を要した。スローガン創りから予め、リーダー格のメンバーをもっと巻き込むべきだった。



③個々人のモチベーションを高めるための「インセンティブ」が薄かった。





(2)もし今なら、どういう対応・工夫をしたか?



①スローガン創りにリーダー格を巻き込んで、リーダーたちに「たたき台」を考えてもらう。



②トレーニング計画の策定や進捗管理に「バディシステム(2人ペア)」を導入する。



個人に委ねると個人の個性や進み具合に任されてしまうので、ペア同士でお互いで励まし・助言し合いながら進められるという効果が期待できる。



③PDCAを自ら回す練習という側面もあるので、仕事には関係ない「個人的な目標」を設定して、その達成と仕事の進捗を平行させて進める、という方法もある。



例えば、ダイエットをするとか、朝早起きをするなど、ある程度達成可能な個人的な目標達成の感触を体感してもらい、それを仕事のテーマに当てはめるというアプローチである。



このタイトルでは今日で一先ず終了です。ありがとうございました!



ではまた明日!

「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお





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