6月
24日,
2017年
PDのエミュレータ作成
実際の内部の送電までの手続きは厄介です、安全性確保の為、当然と言えば
当然ですが。
送電側(PSE)の能力試験は、実負荷で行わねばわかりません。
固定抵抗で普通は行いますが、放熱を考慮せねばならず、室温が高いと
発煙する場合もあり、結構大変です。
今回は、電球(自動車用)を固定抵抗の代わりに使ったエミュレータを試作。
問題は電球は冷間時に抵抗値が低く、そのままではPSEがPDに異常があると
判定し、送電をSTOPする事が判明。
試行錯誤の末、電球に最初は直列に抵抗をかませ、通電後に電球がヒートアップ
し、抵抗値がアップした段階で、この抵抗をジャンプする設計としました。
この抵抗値の算出が結構厄介で電球が20Wでは5Ωの数値をカット&トライで
やっと探り当てました。
書くと簡単ですが、ミノムシクリップ等での実験では接触抵抗があり、実回路
に組むと動かない等の不安定さに悩まされました。
沢山の方に知恵をいただき、やっとここまでこぎつけました。
このエミュレータではPoEの送電原理がよく理解出来ます。
PoE 802.3af/atこの2つ規格はきわどい部分で区分がなされており、この部分
の認証が出来ないとafとしてしか機能せず、PSEに能力があってもパワーが
引き出せない結果となってしまいます。今回はこ0部分を電子回路ではなく、
抵抗器の挿入・解除で切り抜ける試みで、不安定さは残りますが、PoEの
仕組みを理解する上には、この不安定さの根源を探ることで学習が期待
出来る装置です。
6月
24日,
2017年
PC空気洗浄
を起こし、性能・寿命・電気料金に悪影響を及ぼします。
昨日は東京のメンテンスご契約いただいているお客様のPCを15台空気洗浄。
ダイビングタンクは新幹線では運べないので、ご近所のダイビングショップで
お借りしました。
エアーガンは市販品ですが、レギュレーターとのコネクションは自作です。
ダイビング用の空気は湿度は低く、空気洗浄時に水分が付着する心配がなく、
基盤に放射しても安全です、この部分が重要で、間違ってもオイルコンプレッサー
での空気洗浄は絶対しないでください。
6月
19日,
2017年
昨日は農作業
秘密のプロジェクトの為に、今年頑張らねばなりません。
この時期、雑草が一気に伸びるのですが、これを放置せず、早目に刈払しないと
肥料化が遅くなります、秋に枯れた雑草を薙ぎ払っても、軸が硬化しているので
肥料になるには時間がかかります、回数は増えますが、月一程度は、この夏も
せねばなりません、放置すると刈払が大変です。
終了後に南高梅を収穫。
昨晩、アク抜くをすべく、水に浸し、今朝早起きして、七割はラム酒に漬け、残りは
種を抜いて半割にしてブランデー漬けです。
先週も多忙でした、管理者研修が終わり週末の土曜には勉強会。
今日は台湾からお客様、夕方はミーティング。
明日は岡山、金曜日は東京に出張です。
LAN工事の段取りが複数あり、これに対応せねばなりません。
メンテナンス契約の為の下準備もあります。
来月は中国出張の予定も入りそうです。
忙しく働けることに感謝です。
6月
12日,
2017年
PoE負荷試験機の必要性
この3つの構成品は仕様に従えば、どのメーカーでも良いことになっている(当然)
ところが、実際に使用現場ではトラブルが発生すると、その切り分けに困る場合や、
規格が3(現時点では2)、それに加え独自の規格があり、ユーザは混乱する恐れが
ある。
この切り分けには、PoEの動作原理をしっかり理解する以外に方法はなく、原理が
わからずにテスターで測定しても、正確な切り分けは出来ない可能性がある。
この試験機は送電開始の原理、送電回路の基本、過負荷の時の機器の動作の
すべてを検証出来、学習が可能ととなっている。
6月
9日,
2017年
PoE負荷試験器試作
殆どありません。
PoEは複雑な手順で送電を開始するので、その原理を知らねば負荷試験器を
作ることは出来ません。
PSEもPDも製品の本当の試験は負荷試験器がないと出来ないのです。
パーツは先月、集めておいたのですが、なかなか時間が取れず、今日やっと完成
です。
PSEからの送電開始の信号を受取り、こちらの内容を返し、送電が始まります。
DC50V前後を直接取り出す端子を用意したので、過負荷の状態でPSEが
どのような動きをするのかチェックが出来ます。
このような試験機を作成するには、色々な理由があります。
一番の目的はPSEの送電電力容量のしきい値の見極めです。
LANケーブルに問題がある場合、この値を正確に診断することが出来ません。
無負荷に近い電圧計では通電している事しか判定出来ないのです。
それと実際の現場ではPDをPSEの近くに移動させることは困難な場合が多く
PSEの見極めには負荷試験機が必要なのです。
その昔、RJ45プラグが出現した時、真っ先に工具を買いましたが、テスターが無く
自作した事を思い出しました。自作を重ね、実際の現場で使用するには一番便利
な道具でしたが、使用方法にコツが有り、誰でも使えるものではありませんでした。
今回試験するうちに様々事が判明しました、これは今後のメンテには必要な
知見になるはずです、順次公開の予定です。
6月
9日,
2017年
初夏の満月(2017.06.08)
Computexは終わりましたが、次々に課題があり、在社はしていますが多忙な毎日です。実験。試作の繰り返し、行き詰まり、何時間も放心することもあります。
クライアントの通信環境整備のため、LOG解析もせねばならず、複数の作業における
頭の切り替えが必要ですが、これはあまり苦にはならず、むしろ良い刺激となって
います。
5月
26日,
2017年
防犯カメラを設置しました
カメラが4台セットとなっています。
カメラとの接続はPoEで、別途での電源供給は不要で工事が楽になります。
この機器にはサポート対象とはなっていませんが、ブラウザでも見ることが
出来ます。
写真は自宅からWiFi経由(距離800m)で、会社の様子をチェックしています。
5月
26日,
2017年
ランサムウェア対策
猛威をふるっているウイルスメール(ランサムウェア)ですが。
新種の情報もあり、ますますの注意が必要です。
以下の注意点の徹底をお願いします。
WindowsUpdateを必ず行い最新にする、これが予防の基本です。
※長い間行っていないと通常のUpdateでは出来ない場合や、複数回
行う必要の場合もあります、不明な時は絶対に放置せず、弊社宛てに
相談してください。
見知らぬ差出人からのメールは当然ですが、既知の方からのメール
に添付ファイルがある場合、文中に明示がない場合は添付を開かず
返信ではなく、別途新規メールまたは電話等で差出人に添付の内容
を尋ねてから開封してください。
初期のランサムウェアは見知らぬ差出人でしたが、新種ではこの
状態になることが十分に予想されるので注意して下さい。
文中のURLも同様です、むやみにリンク先に行かないでください。
共有Serverでのファイルを開けたままにしないでください。
必ず都度クローズしてください。
感染したと思った時、シャットダウンせずにPCのLANケーブルを
すぐに抜いて下さい。WiFiの場合にはWiFiを切断し、LANケーブル
が挿入してあるタイプなら即座に外してください。
※弊社への問い合わせは電話を優先して下さい
5月
18日,
2017年
これから香港に出張
名古屋>香港>蛇口>長安>虎門
帰路は虎門>香港>名古屋
20日の夜に帰国します。
月末の28日から台湾にも出かけます。