6月
20日,
2018年
Cat6用RJ-45の加工の詳細説明
ため、3-6と4-5が分離され、電磁誘導を弱める構造となっています。
そのため、ロードバーへの芯線挿入が従来のように簡単には出来ません。
今回は従来紹介されている方法より短時間作業が可能な手法です。
PoEでの使用は圧倒的に23AWGが24AWGより有利です、外径は058mmと
0.51mmで、この段階で線路抵抗値が異なります。
Cat5eでは23AWGが実質発売されておらず(特注)、今後Type4などでの
50mまでの利用はCat6は有利となります。
ただ、23と24では加工時の難易度が異なります。
6月
19日,
2018年
AviUtl-61( PoEで使用するためにLANケーブル試験(50m))
cat5-50m.mp4 from kuma on Vimeo.
STPCat5eの50m巻での試験(24AWG)
71分間、1Aを連続通電させての結果
中心部の温度
27.9℃ 54.9℃
抵抗値(50m8芯の合計抵抗)
37.14Ω 39.84Ω
印加電圧(1Aを流すための)
47.39V 50.04V
温度はそれなりに上昇するが、これは放熱の問題と、長さに加え
巻の状態にある。
理由は抵抗値の上昇が少ない、0.007Ω/m、これは10%未満であり
それは印加電圧の上昇でも証明出来る。
よって24AWGはPoE Type4において50m程度なら問題は
生じ無い(直線形状が条件)
6月
16日,
2018年
LANケーブル検査(新しい電源で)
やはり安定度が断然違います、これなら安心して継続が出来ます。
長時間検査を行い、熱平衡が基準温度以下なら合格です。
6月
15日,
2018年
Server窒息死
窒息状態です。メンテしている会社は、Serverの能力が低いので買い替えを
勧めてきたのですが、社長さまは納得出来ずに人づてで弊社に依頼がありま
した。
弊社でホコリ除去とメモリーを追加(全部交換)してお返し致しました。
すっかり前以上の働きと、喜んでいただきました。
保守している会社は、この実態に対して、どの様に回答するのでしょうか。
十分な知見と経験が無いと、このような簡単な故障原因を見落とし、
不要なServerを「売りつける」詐欺行為になります。
こんな「保守」に多くの企業は「無駄金」を払っているのが現状です。
大きな会社なんて当てになりません、99.9%は下請けに投げている
のです。
※Emailはこんな時大活躍
本物の保守エンジニアは育たなくなっています
6月
4日,
2018年
台湾にいます
きました。
先週も多忙で、食事を作る時間がないのが苦痛といえば苦痛です。
同年代はほぼリタイヤで、おまえまだ仕事しているのか、と言われる始末
ですが、自惚れではなく私にしか出来ない、私がやった方が良い仕事が
まだあります。多くは倅の方がレベルが上ですが、古い技術や、基礎研究、
修繕・メンテナンスは、私が引き受けております。
でも、4つ目の言語、中国語で苦しんでいます、記憶減退はどうしようも無く
何度も何度も繰り返しの毎日です。加えて聞き取り(四声)が駄目で、
会話に手こずります。
昨日、Amazonで鉄道員を久々にみました、20年末の映画なんですね。
仕事中に往生することが願いです、施設での臨終は嫌だな、と
思うようになりました。
と、言うのは残された一人の叔母を先月施設に・・・・
毎週、私が行くのを実に楽しみにしてくれています、土曜日は初めて
孫を見せに行きました、自分の曾孫のように、心底喜んでくれました。
でも、施設は居心地が悪そうです。
5月
23日,
2018年
UTMの導入は慎重に
従来のファイヤーウオールに加え、メールの監視等を強化してあるようですが、
これが意外に曲者です。
メールのブロックはかなり難し技術で、これをデジタル処理をするのは
至難の技なのですが、販売する側は、その難易度をよく理解していない
場合が多く、現実に幾つかのトラブルを起こしています。
厄介なのは、Web閲覧はOKでメールはおかしいとの現象を起こすことで
メールサーバーに異常と早合点してしまうことです。
サポート側にUTMの導入が知らされていない場合が一番厄介で、対応に
遅れが出る事態となり、大きな損失が出ます。
加えて問題となるのは、UTMの保護に馴れきった使用者が、自宅や外出先
などの保護なし環境でメールを扱う場合です。UTMのない状態ではかなり
な注意が必要ですが、それがちゃんと出来るのでしょうか?
メールは最後は使用者がチェックし、安全を見極めるのが鉄則で、これを
機械任せにしてはなりません、何処かで痛い目に会います。
5月
17日,
2018年
今朝も暑い(2018.05.17)
遠景は昨日よりもきかない・・・・・
連日のトラブルの原因究明にやっと王手、手こずりました。
似た現象が複数存在していたので、その切り分けと試験に時間を
費やしましたが、いくつかの知見と教訓を手に入れました。
トラブルはエネルギーと時間を費やしますが、その分、
反脆弱性を強化してくれます、精神的なダメージに
強くなります、その意味では良い試練と思っています。
5月
8日,
2018年
利便性の果てには・・・・
には圧倒的にIMAPです。
我が社のIMAPの歴史は古く、ISPがサポートしていない時代から、自社で
Serverを構築し、運用しています。
IMAPはメール本体がServerにあり、使用するデバイスにはヘッダーのみが
DLされるだけです。
このためEmailを貯め込むと、Serverの容量が圧迫され、トラブルが発生した
場合にリカバリーに多大な時間が必要となります。
PoPから移行した場合、この「貯め込む癖」が抜けきらず、後々必要とかの
理由をつけて、大量に貯め込むクライアントが増えています。
貯め込むならアーカイブして自分のPCに保管すれば良いのですが、
検索で面倒とかの理由をつけてなかなか実行してくれません。
この検索も実は完璧ではなく、索引の破損があるとヒットしないケースが
あります、この様に不安定な部分もあるので、溜め込みは良くないのですが
一度手にした利便性はなかなか捨てる事が出来ないのでしょうね。
この先、ISPでのIMAPは使用制限が厳しくなると思われます。
Emailの保存に時間制限を付けるなど、強制削除も検討せねばならぬ
状態がいずれ訪れると予想します。
5月
7日,
2018年
今朝は雨(2014.05.07)
5月1日に発生したEmailの不調は2日以上続き、やっと終息の模様ですが、
これを機会に、Email使用の再トレーニングの必要性を感じました。
機器の「発達」で使用者はどんどん利便性のみを追い求め、本来予想とは
異なる使用方法を編み出してしまっています。
これは、障害発生時には大きな問題となります、日常の利便性は確かに
良いことですが、これを追い求め過ぎると、大きな脆弱性をはらむ事に
なります。
私は常々、利便性は脆弱性を内包すると言っていますが、なかなか聞き入れて
いただけません。
人はやすきに流れ、やがて大きなものを失う。
4月
27日,
2018年
PoE Type3/4の試験装置結線図
重要なポイントは、電力伝送のためだけの試験装置で、信号伝送は考慮
されていない。
PoEの標準結線では無く、等価した状態での個別線路の耐久性の試験を
目的とした結線図で、PoEの結線とは異なる。
電源は定電流仕様で設定し、発熱による抵抗値の増大に対応する、終端抵抗
は10Ω程度が最適である、線路抵抗値が大きい場合、規定電流を流す為の
電圧値が50Vを越えた場合、その線路はPoEには不適合であるから、検査の
必要はない。
Type3/4に限らず、PoEではAWG24以上(電線径0.51mm)以上を推薦している
がSTPや、線路がリール状態である場合には熱平衡が困難となるケースが
あることを、この試験で体験すべきである。