真の強さとはどんなときも笑顔でいる人。
私の尊敬するかつての上司。
どんなときも表情が変わらないのです。
いつもニコニコ。
あるイベントを運営していた時、
その上の上司からあり得ない変更を
言い渡されました。
いったいどうするの!?
頭はパニックです。
言いっぱなしのお偉いさんは
サッサとどっかへ行きました。
どうしましょう!?
すがる目で上司を見たら
にっこり笑って大丈夫だから。
何かあったら私が責任をとるから安心して。
なんでこんなときに笑顔が出せるのだろう?
その笑顔で何とかなりそうと思えました。
終わってからあの時の笑顔のお陰で
乗り切れたとみんなで話をしたのですが
実は上司もドキドキだったそうです。
私が不安な顔をしたらも周りがもっと不安になるでしょ。
演技だったのよ。
女優になんないと、あの人の下ではやってられないわよ!
楽しい時は無意識に笑顔になりますが
苦しい時、つらいときに笑顔が出せる人こそ
メンタルが強い人です。
笑顔で人を勇気づけることもできるし
ピンチも脱することができるのです。
演技するって実際はそう思ってない
嘘ですよね。
でも、嘘でもいいのです。
脳科学的にいうと人は思いよりも表情を信用します。
なので、苦しい時はその気持ちを素直に出して
苦しい表情を作るより、嘘でも笑ったほうがいいのです。
スポーツでミスした人に笑うなとか
申し訳なさそうな顔をしろとか
ミスを叱り飛ばすようなことをするのは
時代遅れの指導法です。
上司からの理不尽な命令。
仕事ですからやらなきゃいけません!
愚痴をいうより、笑顔でプラス思考を作る。
これこそ、真の強い人です。