ビング&グレンダールのパンジー文筒型花瓶である。時代は1900年ごろで、作家はEmma Kongsboll。下の白い部分のパンジーは浮き彫りになっている。さらにブルーの部分も浅い白の浮き彫りで、上から瑠璃釉をかけていると思われる。世界的に有名なクリスマスプレートを作成しているロイヤル・コペンハーゲンやビング&グレンダールは、ブルーを使ったテクニックはとても優れており、どうやっているかは定かではないが、おそらく、上部の瑠璃釉は濃く、下部は薄くかけているのであろう。とても素晴らしい作品である。
玄関に飾られました。この場所には、いつも母親が花と一緒に季節ものを飾ります。我が家では息子2人なので、あまり関係ありませんが、もう3月なんですね。時のたつのは速い...
森洋さんの麦酒杯である。日曜日にオークションで落とし、本日届いた。さっそく、風呂上りに麦酒を入れて飲んだ。冷たて、うまい!
今日の日没時の富士山です。ちょうど、飛行機雲が光って幻想的でした。
ロイヤルコペンハーゲン、デミタスのカップ&ソーサである。1897年6月製で絵付け作家オルフ・ヤンセンのオリジナル作品である。もうちょっと、蝶に動きがあればいいと思うけど、まあ、こんなもんかな...
井上良斎の窯変釉石榴文花瓶である。裏側に石榴が浮き彫りされている。私はこちらの自然にできた窯変釉の色合いが好きなので、ブログではあえて石榴面を裏にした。いずれHPには両面をアップするつもりである。購入した店主によると、前の持ち主は、50才代半ばくらいの方で、そのおじいさんが良斎の展覧会で購入したそうだ。おそらく、裏に押されている刻印により2代目と思われるが、3代目という可能性もありえる。3代目は板谷波山に弟子入りしているので、石榴を浮き彫りにしているところなどは、波山の影響が出ているような気もする。この時代の磁器の窯変釉物はヨーロッパの影響で造られている。この辺のことはもっと調べられ、研究されるべきものであるが、なかなか資料が少ない。これらを鑑みても、とても貴重な資料であり、すばらしい作品でもある。
ロイヤルコペンハーゲン製、彩磁眠猫置物である。製作年代は1958年。エリックニールセンが1902年にデザインしたもので、現在も製作されている人気の商品である。実はこれと同じ白い猫はすでに持っている。以前、このブログでもアップしたが、この猫を7代目錦光山宗兵衛が制作している。色は茶色である。 彩磁眠猫置物
おそらく、錦光山は、当時白ではなく、こちらのグレイの眠り猫を購入して、型をとり、製作したと私は考えている。しかし、このグレイの1922年以前の古いものはいままで見たことがない。白い猫は一回だけ見たことがある。ちなみに私が持っているのは白い猫は1923年から1928年の間に作られたものである。
古いものが欲しかったので、買うのを控えていたが、今度の展覧会で3匹一緒に展示したかったので購入してしまった。安かったし...
隣の家が更地になりました。ふと気がつくと、垣根の前に、仏像の頭が...!
何年くらい庭に飾っていたのだろう。やっぱり買ったんだろうな。前のご主人、どういう趣味だったんだろう...
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