昨晩深夜まで、中国系のコミュニティで行われた小さなオダラン(寺院のお祭り)に参加してきました。このオダランには、古いゴング・ベリというガムランが演奏されます。あまり、メロディはないのですが、こぶのあるバリのゴング3個のほかに、中国の銅鑼(こぶのないゴング)が3個使われます。それと、太鼓1台にカジャールとクレナンというリズムをキープする楽器が使われます。また、珍しいことに法螺貝が吹かれます。この法螺貝は神聖なのか、祠から取り出され演奏されます。9時すぎにスンバヤ(お祈り)をすませた後、9時半ごろから始まりました。11時過ぎから、かなりの人がトランスに入り、異様な雰囲気でした。久しぶりにこの雰囲気を味わいましたが、中国系なので、なんとなく台湾南部のタンキーに似ていると感じました。バリのトランスに入る神おろしの儀式はやはり中国から来たのかなと漠然とですが感じた次第です。今回は、しっかりとビデオに収めました。
今日は、4つの村を回り、5つのガムランを調査しましたので、とても疲れ、夕食はマーケットで軽めにバソ・アヤムを頂きました。この鶏肉で作った肉団子がおいしい。これで60円。安上がりの夕食です。で、少し足りなかったので、今、インターネットカフェでビール(130円)とケバブ(120円)を食べならブログにアップしております。Wi Fiは無料なので、250円でビールを飲みながらネットができます。なかなか便利になりました。さて、そろそろ、ホテルに戻ります。
ティヒンガン村のあと、カマサンという村で調査を行いました。ここで見たクンバンキランという楽器も先ほどの3つの花の蕾の台でした。ここには他にも、1920年に造られたスマルプグリンガン・サイピトゥという珍しい楽器とやはりガムラン・アンクルンがあるのですが、これらの楽器は、すでに金を使った派手な新しい台に取り替えられていました。残念!
お墓でのアンクルン演奏隊です。レヨンの台にも3つの花の蕾がついています。かわいいですね。その後の調査がありましたので、最後まで居れませんでしたが、3曲ビデオにおさめました。
調査が終わった後、今度はお墓でアンクルンを演奏するということで、早速、お墓に行ってきました。とても、大きな木下にお墓があり、そこで儀式は行われていました。
今日は、5つのガムランを調査してきました。ティヒンガン村のプナサン集落にあるブバロンガンを調査しているときに、お葬式で演奏するためにガムラン・アンクルンを運んでいるところに出会いました。そして、なんとこのアンクルンの土台、先日紹介したゴングクビャールの台と同じように3つの花瓶がついています。どうやら、この台のデザインはこのクルンクン地方に伝わる独自のもののようで、この3つの花瓶は花瓶ではなく、クチュブンという花の蕾をデザインしているようです。
今朝起きたら、蛙が角のほうでじっと寝ていました。ひさしぶりかな、蛙を見たのは...
今日は、デンパサールにあるグラダックという集落のガムランを調査しました。1930年代に造られたガムランだそうです。その後、写真のペメチュタン王宮にあるゴング・グデを見に行きました。ただ、録音はお払いの儀式をしないといけないようで、録音できませんでした。バドゥン地域に唯一残っているゴング・グデです。しかし、14日の午前中にポトンギギという儀式があり、このゴンググデが演奏されるので、聴きに行きたいと思っています。
ティヒンガンのパウォ集落のガムランです。土台に花瓶が3つ付いているようなデザインです。とても面白いですね。台の広がっている羽根のような形がトラジャの建物になんとなく似ています。このガムランは1947年7月23日に作られたようです。オーダーしたガムランもこの形にしようと思っています。
今日は、ティヒンガンというバリ島の東側にある町に行って、ここにあるガムラン・ゴング・クビャールと隣村のガムラン・ゴング・クビャールとアンクルンを調査してきました。とても、面白いガムランでした。また、ここは、昔からガムランを製作するところとして有名で製作工場を見学しました。そして、スマルプグリンガンというガムランをひとつオーダーしました。帰るまでにできそうなので、帰りの荷物は重たいだろうな...
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