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カイの家

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ワヤン・チェンブロン

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ワヤン・チェンブロン
 一昨日の夜は、タバナン県トゥンジュク村のブン集落で、ワヤン・チェンブロンを見に行きました。始まったのが、21時15分ごろで、終わったのが23時半過ぎていたかな。結局この日はホテルに戻ってきたのが、午前様になってしましました。
 ワヤン・チェンブロンは、近年、とても人気がある新しいスタイルのワヤン・クリッ(影絵芝居)です。スクリーンとグンデル・ワヤン4台だけで上演する元来のワヤン・クリッとは違い、すべての装置が大きいのが特徴です。大舞台をつくり、スクリーンを張り、両側にPAスピーカ、後ろにガムラン・スマランダナという大編成のガムランと女性のコーラス隊、そして、音楽のミキシングを行う音響装置が置いてあります。すなわち、語り・音楽等はすべて、マイクを通してPAを使い、さらに、稲妻の音やぶつかったり、殴ったりする効果音をたくさん使います。照明も当然オイルランプではなく、電気で赤や緑などカラフルな色を使ってとても派手です。これらを使った演出はとても素晴らしく、効果音なども専属のスタッフがいるのですが、影絵ともぴったりとあっており、すごいテクニックです。もちろん、影絵を操るテクニックも素晴らしいです。
 これらの派手な新しい技術をたくさ影絵芝居に取り入れたことがバリで受けている理由のひとつであることは間違いないですが、一番の理由は上演されている内容がとても面白いからだそうです。基本的な内容はマハーバーラタやラーマーヤナなど伝統的な物語ですが、その間に入るたくさんの漫才のような掛け合いが受けているようで、最後は、二人の漫才人形の掛け合いで終わってしまいます。チェンブロンという名前もこの最後に出てくる2つの人形の名前から取っているそうです。
 このワヤン・チェンブロンに関しては、梅田さんが「変わるバリ、変わらないバリ」という本の中で執筆しておりますので、興味のある方は購入して、読んでみてください。
 
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新聞掲載

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新聞掲載
 一昨日掲載した「小さな影絵人形使い」が、昨日のバリ島で2番目に大きい新聞「Nusa Bali」に掲載されました。タイトルがなんと、「二人の日本の教授が見守る中での小さいダラン(影絵人形使い)の上演会」。あらら..
 一番右段に我々の名前が紹介されています。見づらいかもしれませんが、写真をクリックすると多少大きくなります。
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プンティン

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プンティン
 昨日は、カランガスムへ日本の大正琴を起源に持つプンティンという楽器を使ったガムランの演奏を見に行きました。これは、日本におけるバリの影絵人形使い師でもある梅田さんの研究で、一緒に連れて行ってもらいました。一般的なガムランの青銅の鍵盤楽器がすべて大正琴に代わっています。それも置いて弾くのではなく、ギターのように持って弾きます。左手はギターのように下から握るのではなく、上からキーを押します。面白いですね。日本人でこの演奏を見たのはまだ、梅田さんと私だけだそうです。みな、アラック(お酒)を飲みながらやっていますので、ゲンジェになり、歌いだし、大盛り上がり!いやいや、すごかった。
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小さな影絵人形使い

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小さな影絵人形使い
 今年もタバナン県トゥンジュク村のガムラングループの創立記念日に招待され行ってきました。子供や女性で構成されたガムラン演奏および踊りが披露されました。特に、今回の目だまは、子供のダラン(影絵人形使い)が、30分ほどワヤン・クリッを上演したことです。いろいろな声を出して人形を操り、笑いもとっていました。大したものです。最後、タバナンの副知事さんからご褒美を頂いていました。
 18時頃トゥンジュクに着いたのですが、この副知事さんと郡長さんが来るのが遅れて始まったのが21時半すぎで、終わったのが22時半。ホテルに戻ったのは23時半でした。ということで、すぐ寝てしまい、今朝7時から展覧会の図録原稿の訂正チェックを行い、さきほど美術館へ送ったところです。でも、2つほど、古いガムランの調査ができそうなのでよかったです。お付き合いは大切です。本当に...
 今日は、午後からバリ東部カランガスムの方へ出かけていきます。
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のんびりと...

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のんびりと...
 今日は夕方からでかけるので、昼間はのんびりとしていようと思っていたのですが、昨晩に展覧会の図録の校正の1回目が送られてきて、朝7時ごろから、コンピュータの前に座っています。写真があるのでダンロードするのに、1時間近くかかりました。おまけに、プリントアウトできないので、小さいノートパソコンの画面を右左に動かしながら文章を読んでいくという作業で、結構疲れました。途中ですが、今日はもうやめようと思っています。さて、プールにでも入ろうかな...
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王宮のガムラン

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王宮のガムラン
 今日はデンパサールのプメチユタン王宮にあるガムラン・ゴング・グデの調査を行いました。昨年は、結局、写真を撮っただけで録音はできませんでしたが、今年は、昨晩、王様に謁見して許可をもらい、録音することができました。少なくとも19世紀からあるガムラン・ゴング・グデで、デンパサールではここにしかなく、とても神聖な楽器です。その割には埃が溜まっていましたが...。しかし、どの楽器も重い。とても一人では録音できませんでした。久しぶりに緊張しましたが、終わって、なんとなくひとつハードルを越えた気分です。
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天灯その3

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天灯その3
 「上を向いて歩こう」の伴奏は、なんとガムラン・スマルプグリンガン・サイピトゥが使われました。リハーサルで一生懸命ミュージシャンに歌詞の内容の説明をする寛斎さんです。
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天灯その2

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天灯その2
 蝋燭に火をつけて手に持ち、黙祷しました。とても幻想的ですね。
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天灯その1

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天灯その1
 山本寛斎さんがプロデュースしている天灯がヌサドゥアにあるホテルの庭園で行われました。日本元気プロジェクト 東日本大震災 鎮魂行事を3カ国で行うようで、昨日がインドネシア、9月4日がウクライナ、9月10日に日本で行われるようです。2時間ばかりのイベントですが、1時間半は寛斎のプロフィールのビデオ紹介と関係者のあいさつ、3年前バリ島で行われた寛斎さんのイベントのビデオ紹介および謝辞を含めた挨拶で、最後の30分くらいで、蝋燭に火をともし、黙祷をして、最後に坂本九さんの「上を向いて歩こう」すなわち、スキヤキソングを日本語で歌いました。来ている在住日本人、インドネシア人、その他皆さんは招待券を貰って入っており、夕食のお弁当とTシャツ付きという豪華なイベントでした。スポンサーがたくさん付いていますからね。おそらく、招待券をすべて配る時間がなく、あまり人が集まっていなかったように思います。寛斎さんは700人と言っていましたが、集まったのは300人くらいかな。お金の無駄遣いのような印象も受けますが、彼なりの震災に対する表現でもあり、いいのではないでしょうか。
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レコ

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レコ
 昨晩は、タバナン県のアプアン村に伝わるLEKOという芸能の練習を見に行きました。ここのレコは3年前に廃れてしまい、いま、こちらの芸術大学の先生が指導しながら、復活させるプロジェクトが行われています。基本的には踊りはレゴンダンスですが、楽器は青銅ではなく、竹が使われています。写真の手前に写っている楽器は、低音域を担当する楽器で、左5枚と右5枚がほぼ同じピッチで、うなりのような音を出すために左右を交互に叩きます。この楽器自体は新しいものですが、お寺には、200年前の楽器がしまってあるそうです。18時から22時ごろまで、子供たちも一生懸命踊っていました。
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