今回、タマンサりのブレガンジュールでは、青銅のゴングではなく、鉄のゴングでした。やはり、鉄のゴングは、バリ人にとってはフェイクなのかな?青銅のゴングであれば、こんな扱いはされないでしょう。まあ、このあと、5分くらいしたら、吊るす台が運ばれてきましたが..
布によって濾されて、最後の灰が集められます。
集められた灰を前にお祈りをします。
火葬が終わり、水をかけられ、親族によって、灰が集められます。
左側が、タマンサりのグループ、右側がシンドゥのグループです。
演奏するときになると、数人集まって、このようにスタンバイします。
火葬の最中、演奏者は何をしていたかと申しますと、なんと賭け事をしていました。燃やす時(タマンサリ)と灰を集める時(シンドゥ)に演奏が行われます。
奥にお棺が見えます。ブレガンジュールの演奏が始まりました。
ちょっと、遅れていったので、ワヤンさんは行進が始まってから、クンダンを交代しました。一番左が、私のクンダンの師匠、ワヤンさんです。
今朝、ワヤンさんの家に挨拶に行ったら、これから、火葬の儀式に参加するので、着いてこいと言われ、行ってみたら、ビンタン・バンガローズの裏に住んでいた方が亡くなったようでした。昨晩、アンクルンの演奏が部屋からよく聴こえており、どこで練習しているのだろうと思っていましたが、練習ではなく、本番でした。
ということで、つい先ほど、ビンタン・バンガローズに戻ってきました。しっかりとワヤンさんのブレガンジュールのクンダン(太鼓)の演奏を録画しました。なお、録画していたので、演奏中の写真は撮っていません。
今回の演目は「スタソーマ物語 ~矢は蓮の花となる~」であった。人食い王プルサダが、仏の化身スタソーマ王に戦いを挑むが、放った矢はすべて蓮の花になる。スタソーマ王は、プルサダに不殺生を説き、プルサダはスタソーマ王に降伏し、弟子になるというお話である。戦の無意味さを説く、終戦記念日前日にふさわしい演目であった。子供たちも、ステージに上がって食い入るように見ていた。
ところで、やっと、月曜日までに提出しなければならない仕事が昨晩終わった。先週一週間は、お盆休みだというのに、ずっと部屋に籠り、書類とコンピュータに向かっていた。腰痛がひどくなり、とても辛い。バリ島でリハビリをしなければ。その前に、ずっと座っているので飛行機がつらいかも..
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