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「生きるのに必死だから」

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「生きるのに必死だから」 「生きるのに必死だから」



昭和の銀幕の大スター、高倉健が召された。

個人的には「幸せの黄色いハンカチ」で見た彼が
私の映画上での最初で最後のときであったと記憶している。

任侠ものから一般的な映画世界に方向転換した際の代表作が
「八甲田山」であるとされる。

映画史上最も過酷なロケであったと言われている。

厳冬の吹雪の中を、数時間連続のロケが敢行され
意識が飛んでしまう人も起こされたとか。。

高倉健は、耐えに耐え続けて、その吹雪の最中にも姿勢を崩さず、
その圧倒的な存在感が他の俳優の模範となり、励みにもなったという。

「健さん、あなたはどうしてそんなに強いのか」

ロケが終了してくつろいだ酒場で監督が聞いた。
その時の高倉健の応えがまた良い。


「生きるのに必死だからですよ。」
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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日和見者に委ねられてしまった日本

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日和見者に委ねられてしまった日...

関ヶ原開戦への乱取りとなった昨夜の官兵衛。

家康の犬となって忠誠を誓う息子の長政。
秀吉子飼いだった福島正則までも籠絡して、家康の味方に付けてしまう。

一方の官兵衛は独自に九州平定をやり遂げた上で西に進み、
東西陣営の戦乱に乗じて天下を狙う構想。

残念でならないのは官兵衛の思惑に反して、東西決戦がたったの1日で決せられてしまい、家康の勝利が確定してしまって、官兵衛の出る幕が閉ざされてしまったこと。

西軍有利での膠着状態を反転させたのは、
それまでどちらにつくか決めかねていた小早川秀秋の裏切りにあった。

家康からの射撃を受けて恐れをなした優柔不断の秀秋は
全軍に司令を発して山を駆け下り、友軍のはずの西軍に斬り込んで行く。

それで戦況は決せられてしまった。
もしその裏切りさえなければ……

歴史に「もし」は許されないとされるが、
こんな想像もあって良いはず…

西軍に押された家康は、兵を引かざるを得ない。
両軍の睨み合いや膠着状態の中で、戦は長引き、兵は士気を失って行く。

その後、西から進軍した官兵衛が京を抑え、秀頼を擁立して
天下を獲るチャンスは十分あったと考えられる。

陰鬱な家康の作る江戸政権よりも、
官兵衛の理知に富み、オープンな性格が作り上げる政権がこの時出来上がっていたら…

我々日本人の性格が今よりも大きく異なっていたように思えてならない。

「日本を造った」関ヶ原の勝敗が、
決断能力のない精神薄弱者の秀秋の気まぐれな一存に依っているとは、

歴史の機敏というものだろうか?
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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父の想い子知らず

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父の想い子知らず



久方ぶりに見た官兵衛は、時代が進み、
秀吉が死去して関ヶ原前夜となっていた。

徳川を立てて結束しようと躍起となる息子の長政。
家康は思惑通りに二分した豊臣家の武断派を籠絡してしまう。

尾張出身の長政、加藤清正、福島らがねね様中心に結束するのは、
石田三成ら近江出身の官僚らに対抗するため。

尾張派の三成への個人的な憎悪が、
徳川に見事に手のひらに乗せられ利用させられた。

そのカラクリを透徹した目で見抜いていた官兵衛。

「わしは、わしの道を行く」…側近にそう告げた時の官兵衛の目は将来を見つめ輝いていた。この時の岡田さんは、骨の髄まで官兵衛になり切っていた。

徳川でもなく、石田派にでもなく、自ら天下を目指す官兵衛。
その父親の夢と気概、戦略を解せない息子の長政がもどかしい。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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タヌキから始まった江戸政権

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昼間のシアトル空港中央コンコー... 昼間のシアトル空港中央コンコースはいつもと一味違うライブコンサート。ヴァイオリンだけでなく、このあとヴォーカルも披露したお姉様。

これからニューヨークへ出発です。
家康は、タヌキ振りを如才なく発揮。

天下簒奪の時を見計らうが、見え透いた柿ドロボーの真似はしない。
大義を立ててから行動を起こさねばならない。

行動とは、大きな戦であるらしい。
豊臣政権を引っくり返すためには、諸侯を巻き込む大戦が必要。

三成一人の首を獲ってみても、天下取りの芝居にはならない。
これを見越して家康の元に逃げ込む三成。

陰謀の腹の探り合いが続く。

タヌキの始めた徳川政権は明治維新まで二百数十年間も存続するため
その後の日本人に及ぼした影響は無視できないものとなった。

愚かに見えるほど己の心情を開け広げて同情や賛同を奪ってしまう
人垂らしの秀吉とは対極にあった。

両人の個性の相違は、そのまま江戸と大阪の違いの要因の一つとなったようである。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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秀次の切腹

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秀吉の後継者と見込まれていた秀次が切腹に追い込まれた。
秀吉に生まれた秀頼の行く末の邪魔だてとなるのだという…

大河ドラマでは秀吉の私心による成敗で、秀次への同情を誘われるが、
本来そのような同情心の必要のない男である。

秀次は、もっと早い段階で葬り去られた方が良かった。

ルイス・フロイスは「日本史」の中で秀次のことを、
残虐非道極まる男であり、ネロをはじめとしてどんなローマ皇帝も彼ほどではなかったと報告している。

絶命の際の声を聞きたいなどどいい、興味本位から通りがかりの町人を何度も辻切りしている。

哀れなのは秀次の家族、親類一同39名が幼児に至るまで
三条河原にてズタズタに切り裂かれて絶命したことであろう。

ところで、現在でもイスラム国を名乗るイスラム過激派が同様の蛮行を犯して誇っている。

人権意識。
人の命の尊さ。
その尊厳さに思いが至らないことゆえの悲劇。

「どうして人を殺したらいけないの?」
小学生だったか、日本である子が教師にそう質問したという。

その教師がどのように答えたかは知らない。

生命の誕生も、ヒトまでの進化も偶然と適者生存が支配している価値観を教えている学校で、
どうやって善悪の基準を説くことが出来るのか?

聖書の教えが広まり、浸透していった社会で
「人権」という価値観が生まれてきたと言っていい。

科学技術の発展や経済の隆盛が社会に人権意識を移植させたのではなく、
聖書の教える神とその価値観が認められて、人ははじめて人らしい生き方に目覚める。

ざっくりいうなら、現在の少数民族を迫害する中国や自国民を洗脳して締め上げる北朝鮮、
そしてイスラム過激派、、、、

聖書の権威に真っ向から反する政権はどれも人権を踏みにじっている。

聖書の教えによれば、、

世界には一人だけの真実な神がおられる。
その方が天地宇宙の全てを創造された。
動植物をその種類に従ってそれぞれ創造された。
人は「ご自身の姿に似せて」創造された。
それゆえ、人は神と交流を持つことができ、また尊い存在なのである。
ところが最初の人、アダムは罪を犯したことにより神との交流が絶えてしまい(霊的な死)、
肉体的にもいつかは死ぬ運命の存在となってしまった。
憐れみ深い神は、人を何とかして回復させようとした。
その最後的な方法として愛するひとり子を世界に送られた。
それが、イエスと呼ばれる人間であると同時に神ご自身なるお方であった。
この方が人の罪を背負って十字架にて贖いの死を遂げられた。
それゆえ、罪を赦され、途絶えていた神ご自身との交流を人は回復できるのである。
つまり、神の目から見て人は、
ご自身の大切な独り子の命をささげるほどに尊いものとしての価値を置いておられる。

この聖書の教えを知って、どうして人を虫けらのように殺すことができようか、、、

PS.
昨日のドラマでは、秀次は切腹直前まで将棋をしていて、
恐怖のあまりその駒を散らかしてしまう。
司馬遼太郎の「豊臣家の人々」によれば、最後は碁を打っていたことになっている。
いつもは勝てない西堂という相手にこの期になって勝てたのが余程嬉しかったらしく
「今からワシは腹を切りにいくが、この盤面はくずすな。床の間へ、そっと運べ。
みなあとで石の具合をとくと見よ」と言ったという。

どちらが本当の話かは、無論知らない。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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戦国大名と信仰者の仕事観

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戦国大名と信仰者の仕事観



秀吉の怒りに触れて蟄居を命じられた官兵衛。
そのままのケースなら利休と同じ、切腹の憂き目を見ることになる。

「利休殿は己の意地を貫いて腹を切りました。
つまらない意地などで腹を切るのは、拙者の性分ではございません。」

頭を丸め隠居を申し出て、
命乞いとも見える言い分を持って平伏し、秀吉からの赦しを得た。

そういえば、小田原征伐参列の意思表示が遅れ、逆臣の疑いを掛けられた伊達政宗も
死を覚悟した白装束を着て秀吉に謁見し赦しを得ている。

粋な演出で己の命を救うのも戦国大名のビジネスなら、
高山右近や利休等の様に、信条や思想に殉じるのは信仰者の仕事だったと言えるかも。
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秀吉の朝鮮出兵

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朝鮮出兵の際に築いた名護屋城。... 朝鮮出兵の際に築いた名護屋城。
秀吉の狂気は、この名護屋城を築いただけでなく、
周囲3kmの範囲に全国の諸将を駐屯させた事。
諸将が築いた陣屋の数は、120を超えるそうです。

小田原征伐を終えて日本統一を果たした秀吉は
明への遠征を企てる。

あまりにも無謀、狂気、夢想、、、
この愚かさをどんな言葉を尽くしても言い足りない。

決して正当化できるわけではないが、
20世紀の近代日本が大陸へ進出したのには大義名分があった。

世界は帝国主義植民地獲得競争の只中であり
ロシアの南下政策に対する祖国防衛であり、

欧米からのアジア解放だ、といった立派な?言い分もあり得る。

ところが秀吉の朝鮮出兵には1ミリの正当な理由もない。

ドラマの中で日本兵の士気が上がらずに敵に押し返されている状況を聞いて、
官兵衛が「この戦には大義が無いからじゃ」と言ったのはまさに正しい。

たとい朝鮮を超えて目指す明国まで征服が完了出来たとして、
日本兵を朝鮮や明に残留させるのはあり得ない。

市場に物資を多量に供給するには産業革命を経なくてはならず
戦国期の日本には他国民の生活までを潤すモノなんてなかったのである。

信長の後継者として自他ともに認めさせたかったのか、
秀吉一人の幼児のようなワガママさ。
誰にとっても無益な戦乱を朝鮮半島に突き刺した。

槍働きで武功を上げた清正や官兵衛に対して
官僚として兵站補給の任に当たる三成や増田らの溝はこの戦でさらに深まる。

出兵に反対する官兵衛らの忠言に、全く聞く耳を持たない秀吉。
やがて豊臣家分裂の刈り取りをせねばならなくなる。
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利休切腹

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秀吉により切腹させられる。享年... 秀吉により切腹させられる。享年70歳。
1591年、茶頭であり秀吉のブレーン役であった千利休に切腹命令が突如下る。

昨日の大河ドラマでは石田三成が讒言した内容に秀吉が激怒して
切腹を命じたことになっていた。

秀吉の怒りに触れた理由には諸説ある。

大徳寺の山門に作った利休の木造の下を秀吉が通らねばならないとか、
茶道具の目利きとして法外な値を付けて私服を肥やすようになったとか、、、

これらのドラマが取り上げた理由には説得力が欠けるように思える。

もっと秀吉の核となっている事項に触れてしまって
地雷爆発を誘発したと考える方が理解しやすい。

それではこの時の秀吉の「核」とは何か。

❶明への遠征
長らく戦乱の世を終わらせて天下統一を果たしたばかりの時、
民は疲弊して国土は廃れているから内政に力を注ぐ時であり、

外征など天下のためにならず!
利休はそのように忠告したであろう。

秀吉には、政道に口を挟む煙たい存在と映った。
このポイントはドラマでも充分に描写していた。

❷茶道観の隔たり
万事はで好みの秀吉は「黄金の茶室」を作らせるが
利休にとっては悪趣味にしか映らなかった。

平凡で素朴な佇まいの中に悠久の美を見出そうとする
「わび・さび」に価値観を見出す利休とは相入れない。

❸淫蕩で残虐な性格
ドラマではこの点が描かれていなかった。
ここにこそ秀吉が利休に切腹を命じた最大の理由があると考えられる。

ルイス・フロイスの「日本史」には秀吉の人間像を次のように報告している。

「関白秀吉は極度に淫蕩で、200名以上の女を宮殿の奥深く囲っていたが、
さらに都と堺の市民、役人達の未婚の娘と未亡人全てを連行して来るように命じた。

そして容姿の美しい者はほとんど残らず、関白の元に連行された。」


秀吉は利休の次女の三(さん)にもその食指を伸ばすのだが、
利休がこれを拒んだがために秀吉の逆鱗に触れたというのが最有力と思われる。

ちなみに、貞節を硬く守るキリシタンを快く思わなかったというのも
秀吉がキリシタンご法度に傾く伏線となっているのも間違いない。
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秀吉と信長

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秀吉と信長
昨夜の大河ドラマ官兵衛では秀吉に実子の鶴松が生まれ、
茶々が正妻として立場を強くして行くものだった。

茶々と鶴松は秀吉とともに大阪城に住むことになり、
ねねは追い出される形で京の聚楽第に移り住むことになる。

茶々を取り込んで勢力を拡大して行ったのが石田三成である。

秀吉の子飼いとして幼少期からねねが世話をしてきた
加藤清正や福島正則、そして官兵衛は徐々に疎外されるようになる。

しぜん、家中に二つの派閥が対立する構造が出来上がる。

この後、小田原征伐が終わると朝鮮出兵が始まる。

目付き役の石田三成が加藤清正らの働きぶりをネガティブに秀吉に報告したことから恨みを買い、両者の対立は決定的なものとなって行く。

豊臣家が茶々派とねね派とに真っ二つに割れ、
やがてその豊臣家の内紛に乗じていくさを仕掛けるのが徳川家康。

いわば漁夫の利をむしり取ったタヌキさん(*^^*)


こうして見ると秀吉には信長のような世界戦略がなかったようだ。

朝鮮や明を従属させたいという信長の果たし得なかった夢を外面だけ継承しても、
内実が伴っていない。その器ではないということだろう。

鶴松可愛さとお家の存続が秀吉にとっての最優先課題。
トップがそのような私心を持っている以上、御家騒動は起こるべくして怒らざるを得ない。

アジアの覇者となるという途轍もない野望は、
少なくとも信長にとり「公」のものとしての位置付けであり、

その最終ゴールに向けての手はずが順次組み立てられつつあった。

南蛮貿易を奨励して貨幣経済を潤したのも、
貿易に伴う伴天連を優遇して、キリシタンを庇護したのも、

王としてのグローバルスタンダードを極東アジアにも確立させたいとする
戦略の一環ではなかったか?


運良く舞い込んだ天下を取ったがために
人変わりして私欲に走る秀吉は、得体のしれない化け物に成り果て行く。
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命を張って諫言する官兵衛

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命を張って諫言する官兵衛

茶々が懐妊したのを揶揄した風刺落書に怒る秀吉。
犯人の可能性のある百人ほどの人々をまとめて拷問の上、死罪とした。

天下人の横暴を諫言するのは官兵衛しかいないと、
正妻のねねに頼まれ大阪へ登る。

「人は天下を獲ると、こうももうろくするものか、、」

「何?!!!」
秀吉は表情を変えて立ち上がり、官兵衛に近づく。

側近の三成らも「控えよ!」と怒声を上げて殺気立つ。

以後も命を掛けた官兵衛の諫言が続く。

「民は秀吉様のお子の誕生をよろこばれましょうか?!」
…………………………………

ドラマでは秀吉の残虐非道さを己の命に変えても諌め、
天下の安定のために尽くす官兵衛が演出されるが、

この部分は創作であろうと思われる。
官兵衛がそこまで勇気を振るって諫言している史料にお目にかかったことはない。

秀吉の傍若無人さは誰にもストップできなかった。

この後、甥の秀次を実子が生まれたばかりに邪魔者扱いし、
側近ら10名も含めて切腹させている。

そればかりか、
側室や女児、幼児をも含めた秀次の遺族39名をことごとく首を刎ねて処刑する。

すでにキリシタン禁教令を発布していたが突然、
フランシスコ会中心のキリシタンを京都で捕縛し

耳を削いだ上で長崎まで連行、
十字架で磔刑に処している。
(26聖人の殉教)

この場で命を捨てて諫言している官兵衛と
先日の禁教令発布の折には守るものあって妥協した官兵衛。

NHKさん、
同一人物として調和出来ないのですが…
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