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平時と有事 ②

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平時と有事は、明らかに状態が違います。

平時の時には何ら問題なく返済出来ていたものが、何らかの事情により返済出来なくなって来た時に有事となります。

本来、平時の時の行動における選択基準と有事の時の選択基準は、同じではありません。

例えば国であれば、平穏な時は特に行動を制限する必要はありません、しかしどこかの国から攻撃を受け有事になると、国を守るために法律を変える(行動に制限を付ける)ことになります。
それは、至極当然のことです。

そもそも、有事でなくてもその時の状況に応じて法律(選択基準)は常に変えています。

実際、国家に限らず、みなさん一人ひとりもその時の状況に応じて行動の仕方を変えています。
その様な柔軟性が大切だと言うことも広く言われていることです。

ところが、こと債務においては返済が困難な状況に陥っているにも関わらず、平時と同じ対応を取る人が実に多い事が分かっています。

何故なら、
それは、平時と同じ対応を取った人(会社)の多くが(自己)破産という道を辿り、事業を営んでいた人は再起不能にまで陥っているのです。

平時と同じ対応を取った結果が、(自己)破産ということになることにすら気づかずに金策に奔走し、そのまま負のスパイラルに落ち込んでいきます。

「ではどうすればいいのか?」
「借りた物は返すべきでは?」
「経営者は責任を取るべきだ!」
はい、もっともな話です。

私は、これまでのコンサルティングの中で、こうした「平時も有事も(区別など)ない!」という言葉を沢山聞いてきました。

それは当然かもしれません。
多くの人達(経営者)が、仕事(事業)における信用とは「そういうものだ」としか理解出来ていないのですから。

しかし、平時と有事とは、その状況が全く違うように、違った対応をしなければいけないのは、紛れもない事実です。

次回へつづく

ワオ!と言っているユーザー

平時と有事 ①

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皆さんは「平時」と「有事」と言う言葉を聞いた事がある人も多いと思います。

平時とは? 有事とは? どんな状態でしょうか?

一般的に言えば
【平時】
・変わったことのない時。平常。
・戦争や事変のない時。平和な時。

【有事】
・戦争は事変など、非常の事態が起こること。


それでは、債権債務における平時とは? 有事とは? どんな状態でしょうか?
【平時】
・金融機関等に対して順調に返済が出来ている。
・税金や社会保険料等の納付が滞りなく行われている。
・公共料金等、必要な経費が順調に支払いが出来ている。
・日々の生活が滞りなく順調に進んでいる。

収入と支出のバランスが取れている(収入>支出)状態であり、何の問題もない状態。
しっかりと返済・納付をして、銀行や税務署などと良い関係を構築しておけば、次の融資や援助・補助につながっていきます。
言わば「正のスパイラル」で円滑に上昇している状態だと言えます。

【有事】
・収入が安定していない。
・金融機関等に対して返済が出来ていない。
・税金や社会保険料等を滞納している。
・公共料金等、必要な経費さえちゃんと払えない。
・日々の生活が不安定で、資金繰りに苦慮している。

収入と支出のバランスが崩れている(収入<支出)状態であり、常に支払いのことを心配している状態。(債務超過状態)

債権債務における「有事」とは、言うまでもなく金銭的に危機的な状況、つまり債務超過に陥ってしまい、破産が目前である状態のことを指すわけです。
しかし多くの債務者は「本当の意味での有事」というものをしっかりと理解出来ていません。

有事には、収入が減って支払いが増え、いわゆる「負のスパイラル」状態になり、債務超過に陥って益々状態が悪くなって行きます。
そして、八方塞がりの状態に追い込まれて行くのです。

次回へつづく

ワオ!と言っているユーザー

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