映画史に残る名曲「ホール・ニュー・ワールド」(アラン・メンケン作曲、ティム・ライス作詞)を生んだディズニー・アニメーション映画の名作を実写映画化した 『アラジン』 (日本:2019年6月7日公開)が、初登場から5週連続で1位を獲得しています。興行収入は85億6043万円、動員は598万6400人となり、勢い衰えることなく好調を続けています。
5週目の週末2日間の興収は6億9800万円と、前週比から80%近い維持率を保っています。4週目までの週間興行収入は、『美女と野獣』(日本:2017年4月21日公開)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(日本:2007年5月25日公開)の成績を上回り、『アナと雪の女王』(日本:2014年3月14日公開)に迫る勢いで、最終興収100億突破の日も近づいています。
同作は、ディズニーの不朽の名作アニメーションを、<ガイ・リッチー>監督が実写化したもの。人生を変えたいと願う貧しい青年「アラジン」と自由に憧れる王女「ジャスミン」の身分違いのロマンスと、願いを叶える魔法のランプを巡る冒険の物語を壮大なスケールで描いています。
実写版ではエジプト出身の俳優<メナ・マスード>が「アラジン」役、ディズニー・プリンセスとしても人気が高い、自由を求める王女「ジャスミン」役には<ナオミ・スコット>。ランプの魔人「ジーニー」は『メン・イン・ブラック』シリーズや『スーサイド・スクワッド』など、メガヒット作品に出演している<ウィル・スミス>が演じています。
吹替版では、「アラジン」を<中村倫也>、「ジャスミン」をミュージカル女優の<木下晴香>、邪悪な大臣「ジャファー」を<北村一輝>、「ジーニー」役はアニメ映画版に続き、<山寺宏一>が担当しています。
おもちゃの世界を舞台に描くピクサー・アニメーションの大ヒットシリーズ『トイ・ストーリー』(1995年・監督: ジョン・ラセター)の第4弾『トイ・ストーリー4』が、2019年7月12日より全国で公開されます。
「ウッディ」たちの新しい持ち主となった女の子「ボニー」は、幼稚園の工作で作った「フォーキー」を家に持ち帰えります。「ボニー」の今一番のお気に入りである「フォーキー」を仲間たちに快く紹介する「ウッディ」でしたが、フォークやモールでできた「フォーキー」は自分を「ゴミ」だと認識し、ゴミ箱に捨てられようと「ボニー」のもとを逃げ出してしまいます。
「フォーキー」を連れ戻しに行った「ウッディ」は、その帰り道に通りがかったアンティークショップで、かつての仲間である「ボー・ピープ」のランプを発見します。一方、なかなか戻ってこない「ウッディ」と「フォーキー」を心配した「バズ」たちも2人の捜索に乗り出します。
「ボー・ピープ」が、『トイ・ストーリー2』(1999年・監督: ジョン・ラセター)以来19年ぶりに再登場を果たすほか、物語の鍵を握る「フォーキー」、ふわもふコンビの「ダッキー」&「バニー」、かわいいアンティークのおもちゃ「ギャビー・ギャビー」など新キャラクターたちも続々と登場。数々のピクサー作品でストーリーボードアーティストを担当し、『インサイド・ヘッド』(2015年・監督: ピート・ドクター)では脚本にも参加した<ジョシュ・クーリー>が長編初監督を務めています。
「映画ドラえもん」の40作目となる新作タイトルが『映画ドラえもん のび太の新恐竜』に決定。公開は2020年3月となることが発表されています。
2020年に連載開始から50年を迎える「ドラえもん」。そして「映画ドラえもん」シリーズは、1980年3月15日公開の1作目「映画ドラえもん のび太の恐竜」以降、これまで39作品が公開され、累計で1億2448万人の入場人員を記録しています。
「映画ドラえもん のび太の新恐竜」は、そんな国民的キャラクター・ドラえもんの50周年という記念すべき年に公開される、40作目の作品となります。
本作を手掛けるのは、2018年の 「映画ドラえもん のび太の宝島」 でシリーズ史上最高興行収入53.7億という大ヒットを打ち立てた、監督<今井一暁>、脚本<」川村元気>です。
「のび太」が愛らしい双子の恐竜「キュー」と「ミュー」に出会って始まる物語となっており、「映画ドラえもん のび太の恐竜」とは異なる、全く新しいオリジナルストーリーが誕生しています。
なお、7月5日(金)夜7時より放送のアニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)で、90秒の「映画ドラえもん のび太の新恐竜」特別映像が放送されるようです。
トランスジェンダーの主人公が、バレリーナを目指して葛藤や苦悩を乗り越えながら夢を追いかける姿を描いた2018年ベルギー製作の『Girl/ガール』が2019年7月5日より公開されます。
男性の体にうまれたトランスジェンダーの「ララ」は、バレリーナになることが夢で、強い意志と才能、そして血がにじむような努力で、難関とされるバレエ学校への入学を認められます。
しかし、成長とともに変わっていく体によってうまく踊れなくなることへの焦りや、「ララ」に対するクラスメイトの嫉妬や嫌がらせにより、次第に心身ともに追い込まれていきます。
2018年・第71回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、これが長編デビュー作の<ルーカス・ドン>監督がカメラドール(新人監督賞)を受賞、主演の<ビクトール・ポルスター>が最優秀俳優賞を受賞した作品です。
<藤原竜也>と<蜷川実花>監督が初タッグを組み、<平山夢明>の小説『ダイナー』を映画化した『Dinerダイナー』が、2019年7月5日より全国で公開されます。
元殺し屋の天才シェフ、「ボンベロ」が店主をつとめる殺し屋専用の食堂「ダイナー」。日給30万円の怪しいアルバイトに手を出したばかりに闇の組織に身売りされてしまった少女「オオバカナコ」は、ボンベロに買われウェイトレスとして働くことになります。
「ボンベロ」が「王」として君臨するダイナーには、全身傷だらけの孤高の殺し屋「スキン」や、子どものような姿をしたサイコキラーの「キッド」、不気味なスペイン語を操る筋肉自慢の荒くれ者の「ブロ」ら、ひと癖もふた癖もある殺し屋たちが次々とやって来ます。
ダイナーの店主「ボンベロ」役を<藤原竜也>、物語の鍵を握る少女「オオバカナコ」役を<玉城ティナ>が演じるほか、<窪田正孝>、<斎藤工>、<小栗旬>、<土屋アンナ>、<奥田瑛二>らが殺し屋役で出演しています。
『ディーパンの闘い』・『君と歩く世界』・『真夜中のピアニスト』(2005年)などで知られるフランスの<ジャック・オーディアール>監督が初めて手がけた2018年アメリカ・フランス・ルーマニア・スペイン合作製作の『ゴールデン・リバー』が、2019年7月5日より全国で公開されます。
<ジョン・C・ライリー>、<ホアキン・フェニックス>、<ジェイク・ギレンホール>、<リズ・アーメッド>という豪華キャストを迎えて描いた西部劇サスペンスで、2018年・第75回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞した作品です。
ゴールドラッシュに沸く1851年、最強と呼ばれる殺し屋兄弟の兄「イーライ」と弟「チャーリー」は、政府からの内密の依頼を受けて、黄金を探す化学式を発見したという化学者を追うことになります。
政府との連絡係を務める男とともに化学者を追う兄弟でしたが、ともに黄金に魅せられた男たちは、成り行きから手を組むことになります。しかし、本来は組むはずのなかった4人が行動をともにしたことから、それぞれの思惑が交錯し、疑惑や友情などさまざまな感情が入り乱れていきます。
俳優の<井浦新>と、本名の<大橋彰>名義で出演した芸人の<アキラ100%>が、兄弟が幼いころに突然姿を消した父を長崎の町で必死に捜し歩く姿を描いた『こはく』が、2019年7月6日より公開されます。
長崎県に暮らす「亮太」は、幼いころに別れた父が営んでいたガラス細工の工場を受け継ぎ、なんとか毎日を送っていました。しかし、「亮太」自身も父と同じように離婚を経験し、子どもたちと会うことがかなわずにいました。ある日、「亮太」は定職に就くことなくブラブラした生活を送る兄の「章一」から、町で偶然父の姿を見かけたと告げられます。
しかし、虚言癖がある兄の言葉を「亮太」はにわかに信じることができませんでした。そんな折に現在の妻である「友里恵」から「お父さんになる自信、ある?」と妊娠を告げられた「亮太」は、自分が父のいない過去を引きずったまま生きていることに気づかされます。
<井浦新>が弟「亮太」役、<大橋彰>が兄「章一」役をそれぞれ演じ、『ゆらり』の<横尾初喜>が監督を務め、横尾監督の幼少期の実体験をベースに『きらきら眼鏡』の<守口悠介>が脚本を担当しています。
『食べられる男』(2016年)の<近藤啓介>監督(26)が、第12回田辺・弁慶映画祭で観客賞を受賞した短編『ウーマンウーマン』に新たなパートを加えて完成させた作品が『ウーマンウーマンウーマン』です。
リアカーを引いて世界中を巡る冒険家の女が、「かわいい」しか知らない女子大生と出会い、互いの正義をぶつけ合います。一方、元野球部の男4人は温泉旅行へ出かけますが、幹事の男は徹夜3日目の夜勤明けの状態でした。
出演は元「乃木坂46」の<伊藤寧々>(24)、『月光』(2016年・監督:小澤 雅人)の<佐藤乃莉>(35)、 『帝一の國』 (2017年・監督:永井聡)の<三河悠冴>(25)、『鋼の錬金術師』(2017年・監督:曽利 文彦)の<水石亜飛夢>(23)。
田辺・弁慶映画祭の入賞作品を特集する「田辺・弁慶映画祭セレクション2019」として(2019年6月~、東京・テアトル新宿/7月~、大阪・シネ・リーブル梅田)上映作品です。
北朝鮮による拉致問題解決に向け、政府が7月から全国の自治体と連携し、横田めぐみさん(54:拉致当時13)の事件を描いたアニメ「めぐみ」の上映機会を各地で催すようです。拉致問題を分かりやすく描いたアニメを通し、若者をはじめとする幅広い世代に非道な実態を伝え、啓発につなげたい考えです。
アニメ「めぐみ」は平成20年に日本政府が作成。<めぐみ>さんの誕生から拉致、さらに救出に奔走した両親の<滋。さん(86)、<早紀江>さん(83)夫妻の長年の苦闘を約25分で描いた作品です。
拉致問題の発生から長期間が経過し、風化が指摘される中、政府は被害者とその家族の思いや現状に理解を深めてもらおうと各地で集会やイベントを開催。家族らの講演や映像資料による啓発を進めています。映像を使った政府・自治体の共催イベントは昨年度、全国で約30回行われましたが、アニメ「めぐみ」の上映は一度もありませんでした。
これまでに啓発で主に使われた映像は、<横田>夫妻ら家族の救出運動やインタビューを収録した米国のドキュメンタリー映画「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」(2006年公開・原題「アブダクション」(拉致)」でした。各地の自治体からは、住民が理解を深めるための多様な情報発信を求める声が政府に多く寄せられていました。
<藤原竜也>を主演に据え、<蜷川実花>が監督を務め、<平山夢明>の小説『ダイナー』を映画化した『Diner ダイナー』が、2019年7月5日より公開されます。
元殺し屋の天才シェフの「ボンベロ」が店主をつとめる殺し屋専用の食堂が「ダイナー」です。日給30万円の怪しいアルバイトに手を出したばかりに闇の組織に身売りされてしまった少女「オオバカナコ」は、「ボンベロ」に買われウェイトレスとして働いています。
「ボンベロ」が「王」として君臨する「ダイナー」には、全身傷だらけの孤高の殺し屋「スキン」や、子どものような姿をしたサイコキラーの「キッド」、不気味なスペイン語を操る筋肉自慢の荒くれ者の「ブロ」ら、ひと癖もふた癖もある殺し屋たちが次々とやって来ます。
「ダイナー」の店主「ボンベロ」役を<藤原竜也>、物語の鍵を握る少女「オオバカナコ」役を<玉城ティナ>が演じるほか、「スキン」役に<窪田正孝>、「キッド」役に<本郷奏多>、「ブロ」役に<武田真治>、「カウボーイ」役に<斎藤工>、「マテバ」役に<小栗旬>、「マリア」役に<土屋アンナ>、「コフィー」<奥田瑛二>らが殺し屋役で出演しています。
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