「1ドル=147円09銭~147円10銭」(8月7日)
8月
7日
7日の東京外国為替市場で、円相場は反発でした。17時時点では前日の同時点に比べ75銭の円高・ドル安の「1ドル=146円80〜82銭」で推移しています。
米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げに動くとの観測から円買い・ドル売りが優勢でした。
6日、ミネアポリス連銀の<カシュカリ総裁>は米CNBCの番組で(FRB)の金融政策について「年内に2回利下げするのは合理的だと考えている」と述べています。(FRB)の<クック理事>も同日、1日発表されましたた7月の米雇用統計について「懸念される内容だ」との見方を示しています。(FRB)が9月に利下げに動くとの思惑が高まり、円買い・ドル売りが入っています。
早期の米利下げ観測などを背景に欧州の市場参加者からも円買い・ドル売りが入り、16時半すぎには「1ドル=146円70銭」近辺まで上昇でした。
円相場は下げに転じる場面もありました。7日昼ごろには、「1ドル=147円70銭」近辺まで下落しています。輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買いが活発だったとの観測が円相場を押し下げました。7日の日経平均株価が上昇したことで、「低リスク通貨」とされる円を売る動きも出ています。