東証の市場再編時に厳格化された上場維持基準の未達企業に対する事実上最後の猶予期限まで、1年を切りました。この間に基準に届かなければ、最短で2026年10月1日に上場廃止となります。
対象企業は230社に上り、基準達成を引き続き目指すか、市場区分の変更や株式非公開化といった選択を迫られます。
3月期決算企業の経過措置は今年3月末で終了。4月から1年の「改善期間」中に基準に達しなければ、監理・整理銘柄に指定され、原則上場廃止となります。
東証によりますと、経過措置の対象企業は昨年11月末時点で259社(プライム69、スタンダード143、グロース47)です。ニッセイ基礎研究所の調べでは、3月14日時点でも全上場企業の6.1%の235社が該当しています。
「プライム」企業は「スタンダード」市場への再上場も選択肢になります。ニッセイ基礎研によりますと、基準未達企業の大半が「スタンダード」の基準を満たしています。このほか、地方の取引所への上場も考えられます。