ファルコン昆虫記(1076)【アカスジチュウレンジ】
4月
28日
日差しが射す中で、細長い葉の上で休憩しています体長10ミリほどのハチ目(膜翅目)ミフシハバチ科【アカスジチュウレンジ(赤条鐫花娘子)】と遭遇しました。
幼虫はバラの害虫として知られ、別名〈バラチュウレンジ〉とも呼ばれています。
成虫の頭部と脚は黒色、翅は半透明で黒っぽい。胸部と腹部は黄色~橙色を帯び、胸部の背面には黒色と橙色のこぶがあります。胸部の色彩には葉変異があり、オレンジ色と黒色が混ざる個体のほか、全体がオレンジ色、全体が黒色の個体もいるようです。
触角は3節あり、第1節と第2節は短く、第3節が長くて大部分を占めています。科名のミフシハバチは、この特徴に由来するといいます。