馬鹿げた「子ども放置禁止条例」取り下げ@埼玉県自民党県議団
10月
11日
報道を聴いたとき「なんて馬鹿げた法案」を自民党が過半数の力で押し切ろうとするのに呆れました。議員として子供にとって住みよい環境を作るべきだと思いますが、逆行するような内容で呆れていました。報道ではあまり言及されていませんが、監視社会の一歩でしょうか「通報を義務付けること」には触れられていないのが残念です。
「県虐待禁止条例改正案」は、小学3年生以下の子どもを自宅などに留守番させることを一律に禁止し、小学4~6年生は努力義務とする内容。罰則のない「理念条例」ですが、子どもだけでの留守番、登下校、公園で遊ぶことなども育児放置と見なし、常に親が付いていなければならないという、何を考えているのかわからない条例でした。まして通報義務を住民に課すなど、自民党議員の常識を疑わざるを得ません。
改正案は6日の常任委員会で可決。自民党は議会の過半数を占め、13日の本会議で可決、成立する見通しでした。とりあえず多くの埼玉県民は安堵されたことでしょう。