脚本家を目指す女性と在日韓国人3世の男性、そして彼らを取り巻く人びとを描いた『かかってこいよ世界』が、2023年8月25日より公開されます。
東京でミニシアター「白鯨坐」を営む祖父の「正一」と2人で暮らす「浜田真紀」は、脚本家を目指しています。ある日、「真紀」はバイト先の居酒屋で映画配給会社に勤務する「新井国秀」と知り合い、恋仲になります。
ある時、「国秀」は、「正一」にある作品を白鯨坐で上映したいと持ちかけてきます。それは在日韓国人を題材にしたドキュメンタリー映画でした。当初は上映を渋っていた「正一」でしたが、「国秀」の熱い思いを汲んで上映を決断します。
「真紀」と「国秀」の仲が深まる中、「真紀」は「国秀」から自身が在日韓国人3世であることを告げられます。その瞬間から2人の関係は少しずつ変わってしまいます。
「真紀」役を『死刑にいたる病』の<佐藤玲>、「国秀」役を『きみの正義ぼくの正義』の<飛葉大樹>、「設楽正一」に<菅田俊>がそれぞれ演じ、監督は新人<内田佑季>が務めています。
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