『コクリコ坂から』@『金曜ロードショー』
7月
14日
『なかよし』(講談社刊)に連載されました<高橋千鶴・佐山哲郎>による少女漫画をスタジオジブリが映画化、<宮﨑駿>が企画・脚本、『ゲド戦記』(2006年7月29日)の<宮崎吾朗>が同作以来5年ぶりに手がけた監督第2作目になります。
原作から時代設定を東京オリンピック前年の1963年に変更し、横浜を舞台に、自らの出生の秘密に揺れる一組の男女の恋や青春を描いています。
1963年の横浜、港の見える丘にあるコクリコ荘に暮らす16歳の少女「海」は毎朝、船乗りの父に教わった信号旗を海に向かって揚げていました。ある日、「海」は高校の文化部部室の建物、通称「カルチェラタン」の取り壊しに反対する学生たちの運動に巻き込まれ、そこで1学年上の新聞部の少年「俊」と出会います。2人は徐々にひかれあっていきます。
「海」役に長編劇場アニメ声優初挑戦の<長澤まさみ>、「俊」役は<宮﨑吾朗>監督の前作『ゲド戦記』に続き2度目のジブリ作品参加となる<岡田准一>が声を当てています。主題歌は『ゲド戦記』の『テルーの唄』で注目を集めた<手嶌葵>が再び担当しています。