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- 日経平均株価(4月20日)@終値2万8657円57銭
20日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、前日比24円77銭(0.09%)高の2万8631円53銭で前場を終えています。
18日に付けました年初来高値(2万8658円)を上回る「2万8694円25銭」の高値を付けています。政策期待の買いが半導体株などに入り、相場を押し上げました。朝方は欧米の金融引き締め長期化観測を背景に売りが先行し、下げ幅は一時160円を超え「2万8442円45銭」の安値を付ける場面もありましたたが、上昇に転じています。
20日午前に<岸田文雄>首相が海外からの投資促進策の一環として半導体などの分野でサプライチェーン確立の数値目標を盛り込んだ「アクションプラン」を月内にも示すと伝わりました。朝方は軟調だった値がさの半導体関連の一角が買われて日経平均を押し上げています。
前日に発表されました3月の訪日外国人客数が前年同月の27倍に増え、インバウンド消費の回復期待で小売り株などに買いが優勢となったことも相場の支えとなっていますが、半面、前日発表の英物価指標でインフレ高止まりが確認され、欧米の金融引き締めが長引くとの懸念が相場の重荷になりました。日経平均は年初来高値圏にあり、利益確定売りが出やすい状況が続いています。
終値は反発し、前日に比べ50円81銭(0.18%)高の2万8657円57銭で終えています。
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