15日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、「1ドル=134円台」を付けています。約1カ月ぶりの円安ドル高水準となっています。
米商務省が朝方発表しました1月の小売売上高が、前月比(3.0%増)と市場予想(1.9%増)を上回り、消費の底堅さが示されています。自動車とガソリンを除いた売上高も(2.6%増)と予想(0.9%増)を大きく上回りました。13の全分野で増加しています。
米個人消費は昨年末の減速から立ち直り、今年に入って幸先の良いスタートを切ったことが示されました。歴史的な低失業率と堅調な賃金上昇で、借入コスト上昇や高インフレの高止まりの中でも、多くの米消費者が商品やサービスへの支出を続けることができたことが示された数値となっています。
米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが長期化するとの見方が広がり、円を売ってドルを買う動きが強まりました。
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