1955年(昭和30年)6月1日に発行が開始しされました。1グラムの純アルミニウム製であり、日本の現在発行中の6種類の通常硬貨の中で素材に銅が含まれない唯一の硬貨です。また現在発行中の、そして現在法定通貨として有効な日本の硬貨の中で額面が最小の硬貨です。
表面には「日本国」と「一円」そして「若木」が、裏面には「1」と製造年がデザインされています。表面の若木に描かれている葉の数は8枚です。図柄の若木は日本が伸び行く姿を象徴しています。ちなみに若木のデザインのモデル樹種は特になく、特定のモデルがないからこそ却ってどの木にも通じる、という考え方のようです。
日本の現在発行中の6種類の通常硬貨のうち、デザインが一般公募によって決定された唯一の硬貨です。なおこの表裏は造幣局での便宜的な呼称で、「日本国」と明記されている側が「表」という明治時代の硬貨と異なり法律上の表裏の規定はありません。
自営業者として帳簿を付けていましたので「1円」の重みと価値は身についていますが、昨今では、落ちていても見向きもされず、カードやスマホ決済の世の中になりつつあり、両替にも手数料がかかる時代では、肩身の狭い存在かもしれません。
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