『永遠の1分。』@<曽根剛>監督
2月
27日
「笑い」がもたらす癒しの力によって、人々が困難や葛藤を乗り越えていく姿を描いています。東日本大震災のドキュメンタリーを作るために来日したアメリカ人映像ディレクターの「スティーブ」は、被災地を訪れた際に見かけた演劇の舞台をきっかけにコメディ映画を作ることを思いつきますが、作品製作に暗雲が立ち込めてしまいます。
しかし、彼には映画を撮らないといけないある理由がありました。一方、3・11の東北大震災で息子を亡くし、ロサンゼルスに移り住んだ日本人シンガーの「麗子」は、歌のせいで息子を失ったという罪悪感にさいなまれていました。シンガーとして活動することや日本に残してきた夫と向き合えない年月を過ごしていた彼女は、夫からの手紙の中にあるものを見つけます。
「スティーブ」役を『コンフィデンスマン JP』の執事役で知られる<マイケル・キダ>、「麗子」役をラッパーの<Awich>がそれぞれ演じています。