3月4日に月に衝突する見通しの使用済みロケットについて、米宇宙開発企業スペースX製ではなく、中国製であることが公表・訂正されています。
衝突軌道を最初に突き止めた天文学者の<ビル・グレイ>氏が先週末、当初予測の誤りを認めています。
実際に月に衝突する見通しなのは、2014年に中国の月探査機「嫦娥5号T1」の打ち上げに使われたロケットのブースターだということです。
宇宙ごみの規制強化を訴える天文学者の<ジョナサン・マクダウエル>氏はツイッターで今回の誤認について「深宇宙の物体は正確に追跡できないという問題を浮き彫りにした」と指摘しています。
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