『あやしい彼女』@NHK BSプレミアム
2月
15日
女手一つで娘を育て上げた73歳の「瀬山カツ」(倍賞美津子)は頑固でおせっかいな性格のため、周りからは敬遠されがちでした。ある日、ふと入った写真館で写真を撮り店を出ると、20歳のときの若々しい姿の「カツ」(多部未華子)になっていました。「カツ」はヘアスタイルやファッションを一新、名前も「節子」に改め、人生を取り戻そうと決意します。その後、のど自慢大会で昭和歌謡を唄うのですが。
2014年公開の韓国映画『怪しい彼女』を、『舞妓 Haaaan!!!』(2007年)・『謝罪の王様』(2013年)などの<水田伸生>が監督を務め日本版としてリメイクしています。中国・ベトナムでもリメイク版が製作されている作品です。
73歳の頑固な女性がひょんなことから20歳の姿に戻り、失われた青春を取り戻していく姿を描いています。ヒロインの20歳時を『ピース オブ ケイク』などの<多部未華子>が演じ、73歳時を『うなぎ』(1997年・監督:今村昌平)・『OUT』(2002年・監督:平山秀幸)などの<倍賞美津子>が演じています。
<多部未華子>による1960年代から1970年代の昭和のヒット曲の熱唱や<倍賞美津子>の毒舌など、一人の女性を演じる二人の演技が見どころです。