『蝉しぐれ』@BS日テレ
1月
27日
<藤沢周平>原作『蝉しぐれ』(1988年5月・文藝春秋刊)の長編時代小説を<市川染五郎>主演で映画化した時代劇映画。監督は、2003年のNHK「金曜時代劇」にてテレビドラマ化の脚本を担当した<黒土三男>が務め、主人公が想いを寄せ続ける女性の「ふく」役には<木村佳乃>が扮しています。
映画主題歌は、完成した映像を見て感銘を受けた<一青窈>が手がけた『かざぐるま』が使用されています。日本各地でロケを敢行し、収められた美しい自然の数々や、場面の節目ごとに流れる「蝉しぐれ」の声が物語をさらにドラマチックに盛り立てている作品です。
江戸時代の東北の海坂藩。下級藩士の「牧文四郎」(市川染五郎)の父(緒形拳)は、藩の派閥抗争に巻き込まれ、冤罪によって切腹を命じられます。「文四郎」は謀反をおこした父の子として家督を減らされ、数々の試練にさらされることになります。
共演として、<今田耕司>、<ふかわりょう>、<石田卓也>、<佐津皮愛美>、<小倉久寛>、<根本りつ子>、<渡辺えり子>、<原沙知絵>、<大滝秀治>、<原田美枝子>が名を連ねています。