『虐待の証明』@<イ・ジウォン>監督
12月
30日
母親から虐待を受け施設で育った「ペク・サンア」は、心に傷を抱えたまま生きていました。レイプ事件に巻き込まれた際は犯人の父親が有力者だったため、逆に彼女が刑に服すことになってしまいます。
刑事「ジャンソプ」は「サンア」を常に気にかけていましたが、彼女は出所後も荒んだ生活を続けていました。
ある日、「サンア」は夜の街の片隅で震えている少女「ジウン」と出会います。お腹を空かせた「ジウン」の身体は痣だらけで、誰かに虐待を受けているのは明らかでした。そんな「ジウン」の姿に過去の自分を重ね合わせた「サンア」は、彼女に手を差し伸べようとします。
『密偵』の<ハン・ジミン>が心に傷を負った主人公「ペク・サンア」を体当たりで演じ、第38回韓国映画評論家協会賞で主演女優賞を受賞。
『1987、ある闘いの真実』の<イ・ヒジュン>、『金子文子と朴烈』の<ペク・スジャン>、『国際市場で逢いましょう』の、チャン・ヨンナム>が共演しています。監督:は、<イ・ジウォン
>が務めています。
2018年・第31回東京国際映画祭「アジアの未来」部門では「原題:Miss Baek/ミス・ペク」のタイトルで上映されています。