日経平均株価(10月21日)@終値2万8708円58銭
10月
21日
前日の米株式市場で米長期金利の上昇(1.6%)を背景に、原油高による企業業績悪化への懸念に加え、ハイテク株が下がり、東京市場でもグロース(成長)株を中心に売りが優勢となりました。
午後に入ると、日経平均株価は下げ幅を拡大しています。米株価指数先物が日本時間21日午後に軟調に推移したことで、海外短期筋などによる日経平均先物への売りが膨らんでいます。株安と歩調を合わせるように円が上昇し、これが輸出関連株の下げを加速させた面もありました。日経平均は取引終了にかけ、下げ幅は一時550円を超えています。
21日の香港株式市場では、不動産の「中国恒大集団」が3週間ぶりに売買を再開した。売買開始直後に(10.5%)を超える下げとなっています。ハンセン指数が軟調に推移したこともあり、日本株全体の重荷にもなっています。