『駅馬車』<ジョン・フォード>@NHK BSプレミアム
10月
1日
アカデミー賞監督賞を4回受賞し映画の神とも称される巨匠<ジョン・フォード>監督が監督を務めた西部劇。それぞれに事情を抱えた乗客を乗せ平原を疾走する1台の駅馬車を舞台に、インディアンの襲撃や無法者との決闘を盛り込みながら、乗客たちの織り成す人間模様を描き出しています。主演は、『黄色いリボン』、『リオ・グランデの砦』、『静かなる男』などハリウッドを代表するスターである<ジョン・ウェイン>が務めています。
1885年、アリゾナからニューメキシコへ向かう駅馬車に、騎兵隊の夫を訪ねる妊娠中の妻「ルーシー」(ルイーズ・プラット)、酒に目がない医者「ブーン」(トーマス・ミッチェル)、町を追放された酒場女「ダラス」(クレア・トレヴァー)などそれぞれに事情を抱えた男女8人が乗り合わせます。途中、お尋ね者の「リンゴ・キッド」(ジョン・ウェイン)も乗り込んだ駅馬車は次の町にたどり着きますが、「ルーシー」の夫はインディアンに襲われたことにより負傷してしまい、遠くの町へ運ばれていました。