『陽のあたる場所』<ジョージ・スティーブンス>@NHK BSプレミアム
9月
9日
<モンゴメリー・クリフト>と<エリザベス・テイラー>が共演し、野心に燃える貧しい青年の恋と転落を描いた人間ドラマです。
<ジョセフ・フォン・スタンバーグ>監督によって1931年にも映画化されています、資本主義社会を批判した<セオドア・ドライサー>の小説『アメリカの悲劇』を原作に、『シェーン』の<ジョージ・スティーブンス>が監督を務め、1952年・第24回アカデミー賞で監督賞など5部門を受賞しています。
貧しい家庭で育った青年「ジョージ」は、伯父「チャールズ」が経営する水着製造工場で働き始めます。やがて彼は同僚の「アリス」と恋に落ちますが、社内恋愛は禁止されているため、周囲の目を盗んで逢瀬を重ねます。そんな中、伯父から昇進を約束された「ジョージ」は、伯父の家のパーティで出会った富豪令嬢「アンジェラ」と惹かれ合うのでした。
薄幸な女性「アリス・トリップ」を演じ、アカデミー賞主演女優賞の輝いた<シェリー・ウインタース>の名演技が心に残る名作です。