<村上春樹>の短編小説集『女のいない男たち』に収録された短編『ドライブ・マイ・カー』を、『偶然と想像』でベネチア国際映画祭銀熊賞を受賞した<濱口竜介>監督・脚本により映画化された『ドライブ・マイ・カー』が、2021年8月20日より全国で公開されます。
舞台俳優で演出家の「家福悠介」は、脚本家の妻「音」と幸せに暮らしていました。しかし、妻はある秘密を残したまま他界してしまいます。2年後、喪失感を抱えながら生きていた彼は、演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島へ向かいます。そこで出会った寡黙な専属ドライバーの「渡利みさき」と過ごす中で、「家福」はそれまで目を背けていたあることに気づかされていくのでした。
主人公「家福悠介」を<西島秀俊>、ヒロインの「渡利みさき」を<三浦透子>、物語の鍵を握る俳優「高槻」を<岡田将生>、家福の亡き妻「音」を<霧島れいか>がそれぞれ演じています。
2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、日本映画では初となる脚本賞を受賞。ほか、AFCAE賞、国際映画批評家連盟賞、エキュメニカル審査員賞の3つの独立賞も受賞した作品です。
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